解説
Windows Vistaから、CDの書き込み方法にライブファイル方式が追加されました。
これは、CDのディスクをフォーマットして、フロッピーディスクのように使えるというものです。
一昔のMeのころの外付けCDRWドライブにあった、パケットライト方式のようです。
ちょっと便利なようですが、USBメモリが普及した現在、使い勝手はどうなのでしょうか。
ディスクごとのフォーマットも面倒で、Windows Vista以外の互換性にも注意が必要です。(ページ末尾 参考を参照)
しかも、これが標準になっているので、うっかり操作するとライブシステムのフォーマットが始まってしまいます。
XPと同じ方式でデータCDの書き込みをするには、次の手順をご覧ください。
<参考> CD/DVDの書き込み形式について
書き込み形式の比較
ライブファイルシステム形式
(UDF形式)・フロッピーディスクやUSBフラッシュメモリのように、データの書き込み・削除ができる。
・OSのバージョンによって対応しないものがある。
・他のパソコンで使えるようにするには終了操作(セッションを閉じる)が必要。
・ディスクのフォーマトが必要で、書き込みが遅い。
・パソコン以外の機器へは対応しない。マスタ形式 ・XPの標準と同じ書き込み形式。
・互換性が高く、別のパソコンやCDプレーヤーなどの再生機器でも読み取りができる。
・複数のファイルを書き込む場合、一度に書き込む必要がある。後から追加もできる。
・ライブファイルシステム形式よりも書き込みが速い。
ライブファイルシステムのOS対応状況
ライブファイルシステムの
バージョンVista以前の対応OS UDFバージョン 1.02 Windows 98と多くのAppleコンピュータで互換性がある。
DVD-RAM、またはMO ディスクをフォーマットするときはこのバージョンを使用。UDFバージョン 1.5 Windows 2000・Windows XP・Windows Server2003と互換性がある。 UDFバージョン 2.01 Windows XP・Windows Server2003と互換性がある。(既定バージョン) UDFバージョン 2.5 最新バージョンのWindows
バージョンの変更
<手順3>のダイアログボックスで、ライブファイルシステムの<バージョンの変更>をクリック
- MicroSoftの関連資料
- CD/DVD形式の選択