KDSメニュー(KDD Officeメニュー)とは
PC-Talkerを入れると、WordやExcelには高知システム独自のメニューがセットされます。
これを使うと、WindowsXPのときのWord・Excelようなメニュー操作が可能になります。
KSDメニューとOfficeのバージョンについて
ここではWnldows10とOffice2016の組み合わせで説明しています。
Officeの他のバージョンでは音声ガイドと操作が少し違うことがあるので、ご注意ください。
どこでどう違うかは、KSDメニューの操作説明をお読みください。
解説
リボンの操作とKSDメニューの操作は関連があるため、先にリボンの説明をします。
リボンメニューについて
WordやExcelなどのOffice製品には、メニューとしてリボン形式が採用されています。
このリボンとは、1センチ角くらいのボタンが横一列に並んでいるもので、マウス操作では使いやすいですが、
音声でのキー操作では、目的にたどりつくまでが大変です。
リボンの構造と操作
横1列に見出しメニューが並んでいます。
Altキーでこの見出しにフォーカスが入り、左右の矢印キーで見出しを選択していきます。
Excelでは、見出しの項目は次のものです。
ファイル メニュー ホーム 挿入 ページレイアウト 数式 データ (以下省略)
この見出し項目でエンターを押すと、見出しの下のサブメニューにフォーカスが入ります。
サブメニューも横並びで、Tabキーで選択し、実行はエンター、メニューを閉じるときはエスケープキーです。
KSDメニューの構造と操作
リボンの構造で、見出しメニューの中にある ファイルの次の メニューがKSDメニューの入り口です。
PC-Talkerの無いときは、このメニューというリボン項目はありません。
KSDメニューの操作と説明
Excelを起動してAltキーを押すと次のガイドがあります。
音声ガイド メニュー Alt Y1のタブコントロール 選択 Tabで決定
Excel2016の場合は、ここでエンターを押すと、KSDメニューに入ります。
注意 音声ガイドと操作の違いはここのところです。
Office2016ではTabキーではなく、エンターでKSDメニューに入ります。
現在のテストでは、Office2007と2010のときに、音声ガイドの通りにTabキーでKSDメニューに入ります。
他のバージョンではテストしていませんので、分からないときは両方をお試しください。
KSDメニューに入ると、XPの頃のようなメニューで横1列にメインメニューが並んでいます。
選択は左右の矢印キーです。
サブメユーを開くときはエンター サブメニューの選択は上下矢印キー 実行はエンター
KSDメニューの注意点
最初のメニュー以外でエンターを押すと、KSDメニューには入れません。
例 ホームでエンターを押すと、ホームのサブメニューに入ります。
やり直すにはエスケープキーでメニューを閉じて、最初からやり直します。
KSDサブメニューの注意点
・メニュー項目の次に読むアルファベットは、メニューのアクセスキーです。
・読み上げの最後に メニューと読むときサブメニューあり 右矢印キー またはエンターでサブメニューが開く
・最後にウィンドウと読むときは、設定などのウィンドウが開く
・テキストと読むときは、文字入力ウィンドウが開く
ウィンドウの開かないサブメニューでは、左右の矢印キーを押しても何もしない。
サブメニューでエスケープキーを押すと、最初のKSDメニュー項目へ戻る
終わり