MyBookV  本棚にある図書や音楽をプレクストーク(ポケット・リンクポケット)で聞く

このページでは本棚にある図書や音楽などのデータを、プレクストーポケットやクリンクポケットなどで使うSDカードに転送する方法を説明しています。
ポケットの場合はこのようにすると、とても便利に使えます。
SDカードにデータをコピーした後のプレクストークの操作は、それぞれのマニュアルをお読みください。

なお以下の説明では「プレクストークポケット」と書きますが、内容はポケットもリンクポケットも共通です。

本棚データを「プレクストークポケット」で使うSDカードにコピーする方法
目次
ステップ1 SDカードを「プレクストークポケット」で使える形式に設定する
ステップ2 本棚データをSDカードにコピーする
ステップ3 SDカードのデータを削除する
その他の操作 SDカードのドライブを切り替える

ステップ1 SDカードを「プレクストークポケット」で使える形式に設定する

ここからの設定はSDカードを最初に使う1回だけです。

手順1
データの入っていないSDカード(容量32GBまで)をパソコンにセットします。
ここの例では4GBを使うことにします。
ドライブを間違うといけないので、USBメモリは外しておいてください。

手順2
MyBookを起動します。

手順3
メニュー選択の位置で下カーソを押し、携帯プレーヤーを選択します。

手順4
右カーソル(またはエンター)でサブメニューに入ります。
音声ガイド
一覧 プレイヤー 不明 Eドライブ 容量 0バイト 空き 0バイト の一覧

解説
Eドライブの容量と空きが0バイトと言っています。
これは携帯プレーヤーで使えるようになっていないという意味です。

参考
このサブメニューの読みは前回の操作で使ったところを読むので違うことがあります。
このときは上カーソルで上記の音声ガイドの位置へ戻って確認してください。

手順5
下カーソル 3回 プレイヤーを使用可能にするを選択
右カーソル(またはエンター)でサブメニューに入る。
音声ガイド
次の中から Eドライブに接続している機種名を選択してください

手順6
下カーソル 1回
プレクストークポケット(PTP1) または プレクストークリンクポケット(PTP1/LINK) を選択
右カーソル(またはエンター)
これで確認メッセージがでます。
音声ガイド
マイブックの情報メッセージ Eドライブを「プレクストークポケット(PTP1) または プレクストークリンクポケット(PTP1/LINK)」として使用を可能にします よろしいですか?  エンターは はい Nは いいえ

手順7
確認メッセージでエンター
これで手順4の携帯プレーヤーのサブメニューに戻ります。
サブメニューの読み上げ
プレクストークポケット(PTP1) Eドライブ 容量 3.63ギガバイト 空き 3.63ギガバイト の一覧

解説
設定前の手順4では「ドライブ 容量 0バイト 空き 0バイト 」と読みましたが、設定後は「ドライブ 容量 3.63ギガバイト 空き 3.63ギガバイト」になっていることに注意してください。
この例で使ったSDカードは4ギガバイトです。

これでSDカードは「プレクストークポケット用」になりました。

設定終わり
この解説はページの最後にあります。

ステップ2 本棚データをSDカードにコピーする

手順1
「プレクストークポケット用」のSDカードをパソコンにセットして、MyBookを起動します。
前のステップ1から続けて操作するときは、セットしたままにしておきます。

手順2
メニュー選択から本棚を開き、SDカードにコピーしたい図書のタイトルを選択

手順3
Altキーでファイルメニューに入り、下カーソル8回で携帯プレーヤーに保存を選択 エンター
音声ガイド
保存開始 複写のメッセージ ○○パーセント 保存終了

複数の図書をコピーするときは上の操作を繰り返します。
保存が終わったら、MyBookを終了してパソコンの電源を切ります。

操作終わり

保存が終了したSDカードは「プレクストークポケット」で利用できます。
プレクストークの操作はそれぞれのマニュアルに従って下さい。

参考
保存するときにデイジーや音楽などの区別を意識する必要はありません。自動的にSDカードのフォルダの中に分類されます。
この解説はページの最後にあります。

ステップ3 「プレクストークポケット用」SDカードのデータを削除する

手順1
SDカードをパソコンにセットして、MyBookを起動します。

手順2
メニュー選択の位置で下カーソルを押し、携帯プレーヤーを選択
右カーソル(またはエンター)を押してサブメニューに入ります。
音声ガイド
一覧 プレクストークポケット(PTP1) Fドライブ 容量 3.63ギガバイト 空き 3.63ギガバイト の一覧

参考
このサブメニューの読みは前回の操作で使ったところを読むので違うことがあります。

手順3
下カーソルでデータの種類を選択します。
データの種類は「デイジー」「オーディオ」「ドキュメント」「その他の図書」の4種類です。
ここの例では「デイジー」を選択することにします。

下カーソルで「デイジー」を選択、右カーソル(またはエンター)を押して開きます。

手順4
上下カーソルで削除したい図書を選択、次の三つの方法のどれかで削除します。
どの方法も削除の確認メッセージが出るのでエンターで実行します
方法1
デリートキーを押す。
方法2
Altキーでファイルメニューに入り、下カーソルで削除を選択 エンターを押す。
方法3
アプリケーションキーでコンテキストメニューを開き、下カーソルで削除を選択 エンターを押す。

操作終わり

その他の操作 SDカードのドライブを切り替える

「プレクストークポケット用」SDカードとUSBメモリなどを共存させると、「プレクストークポケット用SDカード」を認識しないことがあります。
このときはメニュー選択から携帯プレーヤーを開いても次のような音声ガイドになり、プレーヤー不明と言います。
音声ガイド
一覧 プレイヤー 不明 Eドライブ 容量 0バイト 空き 0バイト の一覧

この原因はドライブ番号の移動などで番号の若いものが優先され、SDカードが外されたためです。
このときは次の手順でSDカードに切り替えます。

切り替えの手順
手順1
MyBookのメニュー選択で下カーソルを押し、携帯プレーヤーを選択
右カーソル(またはエンター)を押してサブメニューに入ります。
音声ガイド
一覧 プレイヤー 不明 Eドライブ 容量 0バイト 空き 0バイト の一覧

参考
このサブメニューの読みは前回の操作で使ったところを読むので違うことがあります。
このときは上カーソルで上記の音声ガイドの位置へ戻って確認してください。

手順2
手順1の音声ガイドの位置から下カーソル5回 ドライブやプレイヤーの切り替えを選択。
右カーソル(またはエンター)を押すとドライブ一覧が表示されます。

手順3
上下カーソルでプレクストークポケット(PTP1)に切り替え と読むところを選択
右カーソル(またはエンター)を押すと切り替えが実行されてデータ一覧が表示されます。
切り替え完了の音声ガイド
プレクストークポケット(PTP1) Fドライブ 容量 3.63ギガバイト 空き 3.6ギガバイト の一覧

切り替え終わり
現在位置はメニュー選択の携帯プレーヤーを開いたところになります。

解説

解説1
「プレクストークポケット用」SDカードのフォルダ構造


SDカードを「プレクストークポケット用」に設定すると、下の4個のフォルダが出来ます。
1、MyBook_Audio
2、MyBook_Daisy
3、MyBook_Document
4、MyBook_File

これをMyBookの携帯プレーヤーを開いて読ませると次のような対応関係になっています。
デイジー フォルダ MyBook_Daisy
オーディオ フォルダ MyBook_Audio
ドキュメント フォルダ MyBook_Document
その他の図書 フォルダ MyBook_File

ステプ2の本棚データコピーで説明しましたが、コピーするときにこのフォルダを選択する必要はありません。
MyBookのほうで自動的に振り分けてくれます。

解説2
本棚データとフォルダの関係

その1 デージー図書の場合
例えば「吾輩は猫である」というデイジー図書をコピーしたとします。
このとき、デイジー フォルダ MyBook_Daisy の中には、タイトル名と同じ「吾輩は猫である」フォルダが作られて
デイジーデータはその中に収納されます。
このため、同じタイトルでなければ図書をいくつコピーしても上書きされることはありません。

その2 音楽の場合
音楽ファイルを直接保存したとき、例えば「春が来た.mp3」を保存すると、オーディオ フォルダ MyBook_Audio の中に保存されます。

音楽がフォルダの中に入っていてフォルダごとコピーしたとき、例えば「さだまさしヒットアルバム」を保存すると
その他の図書 フォルダ MyBook_File の中に「さだまさしヒットアルバム」フォルダが作られます。
つまり、フォルダをコピーすると、「その他の図書 」扱いになります。

この音楽を「プレクストークポケット」で再生すると、どちらのフォルダにあるかは意識することなく再生できます。
ただし削除などの操作をするときは、どのフォルダにあるか知る必要があります。

参考
「プレクストークポケット」で再生できる音楽ファイルは、mp3とwavのみです。
wavは音質がいいのですが、ファイルサイズがmp3の約10倍もあるのでおすすめできません。
音楽CDをMyBookに保存すると自動的にmp3になるので、これを利用されたほうがいいと思います。

終わり

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By にいがた窓の会

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