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年代別の人数を求める(度数分布)  FREQUENCY(フリークエンシー)関数

説明
1、年代別のように、ある間隔で区切られた<区間>にある数を度数分布として求めます。
2、この関数は<配列数式>という特殊な方法で入力します。(下の書式を参照)
書式
{=FREQUENCY(<データ配列>,<区間配列>)}
<データ配列>とは、計算対象になるデータのセル範囲です。
<区間配列>とは、度数分布にするときの区切りを指定したセル範囲です。

式の前後の{}(中カッコ)は式を入力すれば自動的に付けられます。
特殊な入力方法
この関数は<配列数式>と呼ばれるもので、次の方法で入力します。
1、式の入力前に入力する範囲を選択しておきます。
2、式を記入したあと、セルに入力するには<Ctrl + Shit + Enter>を押します。
使用例
ステップ1 サンプルデータを作る
年齢の表から年代ごとの人数を求めることにします。
手順1
年齢を記入します。
A1からA5>セルに年齢として<10から60>までの適当な数値を入れてください。

手順2
年代区分<B1>から<B5>セルに記入します。
計算には使いませんが、結果の見出しになります。
20未満
20代
30代
40代
50以上

手順3
年代区分に対応する区切り値<C1>から<C5>セル記入します。
これは式の<区間配列>になります。
19
29
39
49
C5セルは入力しません。

区切り値の決め方
それぞれの年代区分の最大値を指定して、上限のないところの値は指定しません。
ステップ2 式の入力
計算式はD列へ入力するので、<D1セル>へカーソルを移動します。
<D1からD5セル>まで範囲選択をします。

範囲選択をしたまま、下の式を入力します。
=FREQUENCY(A1:A5,C1:C5)
式を記入したら<Ctrl + Shit + Enter>を押します。
結果
範囲選択をしたD列に式が入力されます。
コピーなどの操作は必要ありません。
D列の結果が年齢区分にあった人数かどうか確認してください。
参考
この式は入力したあとの変更はできません。すべての式を削除してから入力し直します。

終わり


By にいがた窓の会