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条件に合うセルの個数を数える (検索条件を使う)   COUNTIF(カウントイフ)関数

説明
1、指定した検索範囲の中から、検索条件に一致するセルの個数を数えます。
2、検索条件は<部分一致>や<前方一致>なども指定できます。
書式
=COUNTIF(<検索範囲>,<検索条件>)
検索条件の書式
1、記号文字はすべて半角です。
2、文字列やアスタリスクは半角コーテーション<>で囲みます。
3、セル番地はコーティションで囲みません。
4、アスタリスク<>は、すべての文字を表します。
5、<セル番地>と<アスタリスク>は、アンド<>記号で文字を連結します。
検索条件の例
東京都>の文字を含むセルを前方一致で検索するとき
例1 文字列を指定する
”東京都*”>  東京都とアスタリスクをコーテーションで囲みます。
例2 セル番地を参照する
B1セル>の値が検索条件の<東京都など>のとき、このセルを前方一致で使う例です。
B1&”*”

他の検索条件の例はページの最後をお読みください。

使用例
住所録から<前方一致>で検索したセルの数を求めます。
ステップ1 サンプルデータの入力
住所データを作る
<A1>から<A5>セルまでに<東京都>と新潟県>で始まる住所を記入します。

<A1> 新潟県A市
<A2> 新潟県B市
<A3> 新潟県C市
<A4> 東京都D市
<A5> 東京都E市

検索条件を入力する
<B1セル>に<東京都>と入力
<B2セル>に<新潟県>と入力
ステップ2 式を入力する
前方一致の式は下のようになります。
=COUNTIF(A1:A5,B1&”*”)

上の式のコピーできるようにするため、データ範囲を絶対番地に指定します。
修正した下の式を<C1セル>に入力します。
=COUNTIF($A$1:$A$5,B1&”*”)

結果
東京都>で始まるセルの数が表示されます。
ステップ3 式をコピーする
<C1セル>の式を<C2セル>へコピーします。
結果
<C2セル>には<新潟県>から始まるセルの数が表示されます。

検索条件の例

文字を直接指定する
1、(完全一致) <東京都>だけの文字 (”東京都”
2、(部分一致) <東京都を含む (”*東京都*”
3、(前方一致) <東京都>で始まる (”東京都*”
4、(後方一致) <東京都>で終わる (”*東京都”
検索文字があるセルを参照する
検索する文字が<C1セル>にあるとします。
1、(部分一致) <C1セル>の文字を含む (”*”&C1&”*”
2、(前方一致) <C1セル>の文字で始まる (D1&”*”
3、(後方一致) <C1セル>の文字で終わる (”*”&C1
その他
1、<5未満>の値  (”<5”
2、<5以上>の値  (”>=5”
3、<5以下>の値  (”<=5”
4、<5以外>の値  (”<>5”
5、<A1セル>より大きな値  (”>”&A1

終わり


By にいがた窓の会