数値を四捨五入する　 ROUND（ラウンド）関数

書式

＝ＲＯＵＮＤ（＜数値＞,＜桁数＞
数値を＜指定した桁数＞で四捨五入します。

桁数を＜正の数＞に指定すると、小数点以下を指定桁数にします。
桁数を＜負の数＞に指定すると、小数点の左側（整数部分）を指定桁数で処理します。

使用例

＜A1セル＞に＜１２３．４５６＞と入力します。

Ｂ１セルに下の式を入力します。

例１　小数点以下２桁にします。
＝ROUND（A1,２）
Ｂ１セルの結果　＜１２３．４６＞

例２　小数点以下１桁にします。　
＝ROUND（A1,１）
Ｂ１セルの結果　＜１２３．５＞

例３　整数にします。
＝ROUND（A1,０）
Ｂ１セルの結果　＜１２３＞

例４　整数１０位にします。
＝ROUND（A1,−１）
Ｂ１セルの結果　＜１２０＞

参考

１、計算結果の桁数表示が関数の指定と違うときは、セルの書式設定の数値で桁数を確認してください。
　ただし、表示の桁数が違っていても、計算結果は関数の指定桁数になっています。
２、整数化するときは＜ＩＮＴ関数＞と似ていますが、ＩＮＴ関数は切り捨てです。

終わり

Ｂｙ　にいがた窓の会