指定した基準値の倍数未満を切り捨て・切り上げる
FLOOR(フロア)関数 CEILING(シーリング)関数
書式
FLOOR関数
数値を、基準値の倍数のうちもっとも近い値に切り捨てます。
=FLOOR(<数値>,<基準値>)
CEILING関数
数値を、基準値の倍数のうちもっとも近い値に切り上げます。
=CEILING関数(<数値>,<基準値>)
使用例
FLOOR関数
例1
=FLOOR(2.53,0.5)
結果は<2.5>
例2
<A1>セルの値が時間データの<
2:49
>のとき、30分の倍数未満を切り捨てる。
=FLOOR(A1,"0:30")
結果
<0.1041・・>になるが正しい表示ではない。
上の結果はセルの表示形式が<標準>のときなので、<時間形式>に表示を変更する。
<セルの書式設定>ダイアログから<表示形式タブ><
ユーザー定義
><
h:mm
>
変更後の結果
<2:30>
使用例
CEILING関数
例1
=CEILING(2.53,0.5)
結果は<3>
例2
<A1>セルの値が時間データの<
2:49
>のとき、30分の倍数で切り上げる。
=CEILING(A1,"0:30")
結果
<0.125・・>になるが正しい表示ではない。
上の結果はセルの表示形式が<標準>のときなので、<時間形式>に表示を変更する。
方法はFLOOR関数のときと同じ。
変更後の結果
<3:00>
終わり
By にいがた窓の会