得点でAからEの5段階評価をする
- IF関数のネスト(入れ子)の書式
- 式が成立しないとき、もう一つのIF関数で処理をします。
=IF(<論理式>,<式が成立すればAを実行>,<成立しないときは、2番目のIF関数を実行>)
使用例
得点でAからEの5段階評価をします。
- 評価基準は次のようにします。
- 80点以上 A
70点以上 80点未満 B
60点以上 70点未満 C
50点以上 60点未満 D
50点未満 E
- サンプルデータの記入
- A1セルに適当な得点(例えば 70)を記入しておきます。
- 式の入力
- B1セルに下の式を入力します。
=IF(A1>=80,"A",IF(A1>=70,"B",IF(A1>=60,"C",IF(A1>=50,"D","E"))))
上の式では、1番目のIF関数が成立しないときは2番目のIF関数を実行し、
それが成立しないときは3番目というようにして順に計算されます。
この式の欠点
1、得点セルが空欄のとき、<E>と判定する。
2、得点セルが文字列のとき、<A>と判定する。
終わり