住所から<都道府県名>を取り除く IF(イフ)関数 MID(ミッド)関数)
- 使用する関数
- IF(イフ)関数 MID(ミッド)関数)
- 都道府県名の文字数に注目します。
- 都道府県名は次の2グループに分けられます。
1、先頭から4文字目に<県>の文字があるグループ。 和歌山県・鹿児島県など
2、上の<1>以外はすべて<3文字>で分割できるグループ。長野県・東京都。北海道など
このグループをIF関数で振り分けます。
<住所>から<都道府県名>を取り除いて表示する式
MID関数で先頭から4番目の1文字を調べ、それが<県>ならば、
MID関数で先頭から(4+1)文字目より後ろの100文字を取り出す。
そうでないときは、MID関数で先頭から4文字目より後ろの100文字を取り出す。
この場合の<100>は便宜的な数で、実際よりも大きな文字数を指定すると、可能な最大数を取り出します。
=IF(MID(A1,4,1)=”県”,MID(A1,5,100),MID(A1,4,100))
- 使用例
- A1セルに<東京都千代田区>と入力します。
B1セルに 下の式を入力します。
=IF(MID(A1,4,1)=”県”,MID(A1,5,100),MID(A1,4,100))
B1セルの結果は<千代田区>になります。
解説
- MID関数
- 一般的な書式
=MID(<対象文字列>,<指定位置>,<指定文字数>)
<対象文字列>の<指定位置>から数えて、<指定した文字数>を取り出します。
<例>
A1セルの値が<東京都千代田区>のとき、先頭から3文字目を1文字取り出します。
=MID(A1,3,1)
結果は<都>が表示されます
終わり