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会員番号から氏名を求める  LOOKUP(ルックアップ)関数

書式
=LOOKUP(<検査値>,<検査範囲>,<対応範囲>
説明
会員名簿や電話番号簿のようなものを想定しています。
下の例は縦に並んだデータですが、横方向のデータも同じ考えです。


電話番号を入力すると、氏名が表示されるものとします。
<検査値> 調べたい電話番号
<検査範囲> 電話番号の列 (例えばA列)
<対応範囲> 氏名の列 (例えばB列)

条件
1、電話番号と氏名は、それぞれ1列のみのセル範囲を指定します。
2、電話番号と氏名の列は、同じ行数が必要です。
3、電話番号は文字コードの<昇順>に並んでいる必要があります。
4、電話番号が見つからないと、電話番号データにある<調べたい番号>以下の最大の値が使われます。
使用例
<会員番号>を入力して、<名前>を表示させます。
サンプルデータ
会員一覧表を作ります。
検査範囲>の入力
ここは文字コードの<昇順>に並んでいることが必要です。
会員番号を<A1>から<A3>セルに入力します。




<対応範囲>の入力
名前を<B1>から<B3>セルに入力します。
秀吉
家康
清盛
氏名を求める式の入力
<C1>セルに会員番号<1〜3>を入力して、<C2>セルに名前を表示させます。

検査値の入力
<C1>セルに会員番号<1>を入れておきます。
ここには前もって正しい値を入れておかないと、式を入力したときにエラーになります。

式の入力
C2セルに下の式を入力します。
=LOOKUP(C1,A1:A3,B1:B3)

結果
C2セルの値は<秀吉>になります。
C1セルの会員番号を変えてみて、氏名が正しく表示されるか確認してください。

欠点
ありえない会員番号(例えば 6)を入力すると、最大値に相当する<清盛>になります。

終わり


By にいがた窓の会