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エラーがあるか調べる  ISERROR(イズエラー)関数

書式
=ISERROR(テストの対象セル)
説明
テストの対象セルにエラーがあるかどうかを調べます。
対象セルが下のようなエラー値のとき、TRUE を返します。

エラー値
#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME? または #NULL! のいずれか

この関数は単独で使われることはなく、IF関数などと組み合わせてエラーがあったときの処理に利用されます。
例1 単独で使ったとき
A1セルに =5/0 と入力 (5をゼロで割る)  #DIV0!のエラーがでます。
B1セルに =ISEROOR(A1) と入力
B1セルの結果は TRUE になります。
例2 IF関数との組み合わせ
会員に会費を掛けて金額を求める集計表を考えます。
このとき、会員欄に未定と記入して金額を求めるとエラーが出ます。

エラーの例
A1セルに 未定 を入力
B1セルに 5000 と入力
C1セルに =A1*B1 と入力
C1セルの値は #VALUE! のエラーになります。

IF関数と組み合わせた例
IF関数を使って、C1セルのエラーの代わりに、確認中 と表示させます。
C1セルに下の式を入力
=IF(ISERROR(A1*B1),"確認中",A1*B1)
意味
A1*B1がエラーならば 確認中 を表示。そうでなければA1*B1を実行

終わり


By にいがた窓の会