勤務時間と時給から給与を求める
ここでは次の計算をします。
1、出退勤の時間から、勤務時間の合計を求めます。
2、勤務時間の合計に時給をかけて、給与を求めます。
3.勤務中の休憩時間は考えません。
- 例
- ステップ1 サンプルデータを作る
- <A1>から<A3>セルに<8:00>を記入します。
<B1>から<B3>セル>に<18:00>を記入します。
- ステップ2 勤務時間の計算をする
- 手順1
<C1セル>に1日の勤務時間として、下の式を入力します。
=B1-A1
結果は<9:00>です。
手順2
<C1>セルの式を<C3>セルまでコピーします。
手順3
<C4セル>に時間の合計として下の式を入力します。
=SUM(C1:C3)
結果は<3:00>です。
正しい結果は 9時間の3日分で<27:00>になるはずです。、これではよくありません。
- ステップ3 セルの書式設定で24時間以上の表示を可能にする
- 上の結果の原因は、Excelが24時間以上の表示をできないためです。
この<C4セル>の表示形式を<セルの書式設定>の<ユーザ定義>で下の設定に変更します。
[h]:mm
結果は<27:00>になればOKです。
これで勤務時間の合計が計算できました。
- ステップ4 給与の計算をする
- D4セルに下の給与の計算式を入力します。時給は800円とします。
=C4*800
結果は<900>という、これもおかしな結果になります。
- ステップ4 計算式を修正して *24 を追加する
- 上の結果<900>はおかしいので、C4セルの計算式に<*24>を追加します。
最終的なC4セルの式
=C4*800*24
結果
21600
これで時給<800円>で<27時間>働いた給与の計算ができました。
慣れたら、計算式の<*24>は最初から入力ししたほうがいいと思います。
もしも結果がおかしければ、セルの表示形式を<標準>にしてください。
終わり