名前のフリガナを表示させる PHONETIC(フォネティック)関数
- 書式
- =PHONETIC(対象セル)
- 指定したセルのフリガナを表示します。
- このフリガナは文字を入力したときのもので、実際の読みとは違う場合があります。
- フリガナの直接修正はできますが、音声では読みません。
- フリガナをデータとして使いたいときには、他のセルに値として貼り付ける必要があります。
使用例
- サンプルデータ
- A1セルに<浦島 太郎>と入力します。
- 関数の入力
- 式を入力するセルへ移動します。
Shift + F3キーを押してダイアログボックスを表示させます。
半角で <PHONETIC> と入力します。
この名前が間違いそうなら<ふりがな>と入力します。
このままエンターを押すか、Tabキーで<検索開始>へ移動してエンターを押します。
これで関数名の選択リストへ入ります。
上下カーソルで <PHONETIC> を見つけたらエンターを押します。
これで入力ダイアログボックスが開きます。
次のように入力します。
参照の入力で A1
Tabキー 1回
エンター、またはTabキーで<OK>へ移動してエンター
- 結果
- <ウラシマ タロウ>と表示されます。
ここには次の式が入力されています。
=PHONETIC(A1)
参考
- <フリガナ>の初期設定は全角カタカナですが、全角ひらがな、半角カタカナに変更できます。
- この変更は設定した後の入力から適用されます。前に入力したものは変更されません。
- Excel2003までの設定 <メニュー 書式 ふりがな 設定> 設定ウィンドウ
- Excel2007以降の設定 <ホーム ふりがなの表示 ふりがなの設定> 設定ウィンドウ
- <フリガナ>の訂正
- 文字を正しい読みで入力しなおします。関数の入力セルを直してもだめです。
- 文字の入力セルで<Shift + Alt +上カーソル>を押すと<フリガナ>が表示されるので訂正します。
- このフリガナの訂正表示のときは、音声では読みません。
- フリガナを使うときは、他のセルに値として貼り付けたほうが修正も楽で実際的と思います。
終わり