検索する文字が文字列の何番目にあるか数える FIND(ファインド)関数
- 書式
- =FIND(<検索文字列>,<対象セル>,<開始位置>)
<開始位置>は省略できます。省略すると対象セルの先頭文字から検索します。
- 使用例
- A1セルの値が<浦島 太郎>とします。浦島と太郎の間には全角スペースが1個あります。
この全角スペースが先頭から何文字目にあるか調べます。
- 関数の入力
- 式を入力するセルへ移動します。
Shift + F3キーを押してダイアログボックスを表示させます。
半角で <FIND> と入力します。
このままエンターを押すか、Tabキーで<検索開始>へ移動してエンターを押します。
これで関数名の選択リストへ入ります。
上下カーソルで <FIND> を見つけたらエンターを押します。
これで入力ダイアログボックスが開きます。
次のように入力します。
検索文字列の入力 全角スペース
Tabキー 1回
対象の入力 A1
Tabキー 1回
開始位置 空欄のまま
エンター、またはTabキーで<OK>へ移動してエンター
- 結果
- 関数の入力セルには<3>と表示されます。
これは全角スペースが先頭から3文字目にあることを示します。
入力された関数式は次のようになります。
=FIND(” ”,A1)
参考
- 検索文字は全角と半角、英字の大文字と小文字を区別します。
- 文字列の中で検索文字が複数あるときは、最初の位置を返します。
- 引数の中に<開始位置>を指定することもできますが、上の例はこれを省略してあります。
終わり