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表の行と列を指定してデータを取り出す INDEX(インデックス)関数

書式
行番号と列番号の交点を参照位置として、そのセルのデータを取り出します。
=INDEX(<表の範囲>,<行番号>,<列番号>)
使用例
学校の時間割で曜日の番号と校時の番号を指定して、授業科目を検索することにします。
サンプルデータ
曜日と校時の項目名は省略して、それぞれ3個だけを入力しておきます。

月曜の1時間目から3時間目とします。
A1セル 国語
A2セル 社会
A3セル 算数

火曜の1時間目から3時間目とします。
B1セル 理科
B2セル 音楽
B3セル 体育

水曜の1時間目から3時間目とします。
C1セル 図工
C2セル 保健
C3セル ホーム

検索キーの入力セルを指定します。
列(曜日)の検索 D1セルに<1>
行(校時)の検索 D2セルに<1> を入力

関数の入力
式を入力するセルへ移動します。場所は自由ですが、D3がいいでしょう。

Shift + F3キーを押してダイアログボックスを表示させます。
半角で <INDEX> と入力します。
このままエンターを押すか、Tabキーで<検索開始>へ移動してエンターを押します。
これで関数名の選択リストへ入ります。
上下カーソルで <INDEX> を見つけたらエンターを押します。

配列,行番号,列番号> と読みます。ここでエンターを押します。
これで入力ダイアログボックスが開きます。
ここで次のように入力します。

配列の入力 A1:C3 を入力 これは表全体の範囲です。
Tabキー 1回

行番号の入力 D1 を入力 これは行(校時)を記入するセルです。
Tabキー 1回

列番号の入力 D2 を入力 これは列(曜日の番号)を記入するセルです。
エンター、またはTabキーで<OK>へ移動してエンター
結果
式の入力セルには<国語>が表示されます。
このセルには次の式が入力されています。
=INDEX(A1:C3,D1,D2)

D1の校時>と<D2の曜日>の番号を<1から3まで>変化させることで、教科を表示します。
参考1
行番号と列番号の記入セルは、切り取りと貼り付けで自由に移動できます。
移動させると式は自動修正されます。
式を移動させても同じように修正されます。
参考2
行と列の番号が範囲をオーバーすると、<#REF!>のエラーになります。

終わり


By にいがた窓の会