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はじめて関数挿入のダイアログボックスを使う

はじめに
1、このページはエクセルの関数挿入のダイアログボックスを使った関数の入力を説明しています。
2、簡単な関数(引数が1個しかないもの)は、ここでは取り上げていません。
 なぜなら、式を直接入力したほうが早いかも知れないからです。
2、このダイアログボックスを使った方法は、カッコやコンマなどの入力ミスが少なくなる利点があります。
 また、関数の入力ミスを訂正するときには便利だと思います。
4、ダイアログボックスは、いくつかの関数を組み合わせて使うときには使いにくいかもしれません。
関数挿入ダイアログボックスの使いかた
1、ダイアログボックスの開きかた 式の入力セルへ移動してから、<Shift + F3>キーを押します。
2、最初のフォーカスは<関数名>の検索で、<何がしたいか>を入力します。
 しかし、なかなか思う関数が出てこないので、関数名を半角で直接入力します。
3、この関数検索で読む文字は選択状態になっているので、文字を入力すると上書きされます。
4、ボックス内の移動はTabキーです。
5、関数式を入力したあとでダイアログボックスを開くと、入力内容は残っています。
 式の訂正は<F2>キーより、<Shift + F3>キーでボックスを使ったほうが楽だと思います。
ダイアログボックスの中の文字入力
一般的な関数の入力方法と同じです。
1、セル番地やコロンは半角入力です。

2、セルを絶対番地に指定するときは、セル番地を入力してから<F4キー>を押します。
 このときは入力欄のカーソルのあるセルが絶対番地になります。

3、複数セルの範囲のすべてを絶対番地にするとき
 Tabキーを1回押してから、<Shift + Tab>で戻ってから<F4キー>を押します。
 これはTabキーで移動したときは、すべてが範囲選択されているためです。
 キー入力した直後は範囲選択がされていないため、このようにします。
 もちろん<Shift + 左右のカーソル>で範囲選択してもかまいません。

4、日本語や<* アスタリスク>を条件式に使うときは、文字の前後を<半角コーテーション>で囲みます。
5、日本語だけを指定するときは、<コーテーション>が要らないときもあります。
 このときは、入力後に自動的に付けられます。
参考
絶対番地指定で<F4キー>を押すたびに、列と行の指定は下のように変わります。
ただし音声では読みません。

1回目 行と列が絶対指定になる 例 $A$1
2回目 行だけが絶対指定になる 例 A$1
3回目 列だけが絶対指定になる 例 $A1
4回目 絶対番地はすべて解除される 例 A1
5回目からは最初に戻って同じことを繰り返します。

終わり


By にいがた窓の会