Mini tenns〜絶対ヒミツ! 女の子カウンセリング〜
DATA 評価
ブランド LIBIDO 萌え度 ☆☆
お気に入り 手塚深雪 H度 ☆☆☆
音声 なし 物語性
一般的なこと
<おはなし>
桜第一学園の男性養護教諭、それが主人公。いわゆる保健の先生。
「カウンセラー」それが彼の、この学校でのもう一つの役割だ。うら若き乙女達の繊細な心の襞に触れることを日常としている。同僚教諭や教え子達からの信頼も厚い。 日頃、他人の悩みに答えている彼だが、彼にも悩みがあった。それは、自分の教え子を愛してしまったこと。募る想い。押さえきれぬ感情の昂り。彼女への思慕で身を焦がす思いだった。
しかし、それは禁断の想い。彼の立場がそれを許さない。想いを伝えられない理由は他にもあった。
彼の片寄った性癖。それは少女しか愛せないこと。そして、彼にとっての愛とは、恥じらい、羞恥、あらゆる痴態を曝した先にこそある究極の感情である、との盲信。その全てを甘受することを理想とし、強要する。
だが彼は決心する。先日の桜第二学園での事件が切っ掛けとなった…(以上メーカーサイトより一部抜粋(笑))

<プレイ状況>
ヒロイン7人フルコンプ。例によって短いです。手探りでやるとストレスにしかならないので、攻略を頼りましたが、全部で3時間とかからなかったかも。上にも引用したLIBIDOの「プロローグ」部を読むともの凄い大作みたいですが、さらっと始まり、エンドロールもなく終わります(苦笑)。

<システム>
インストール不要、前作と全く同じと思って良いでしょう。というか、Hシーンのマニア度以外はすべて前作の使い回し。言ってみれば「恋クラ」→「マニクラ」と同様の制作方法をとってます。ヒロインは『fifteen』だし。
システムは相変わらず不備だらけで、それでも制作者は全く改善しようと言う気がないようです。CG回想と既読メッセージの表示がノーウエイトになるのと、saveがWindows準拠なので自分で管理できる(よって無限に作れる)くらいが特長です。
メッセージウインドウが別枠(不透明)で表示されるので、フルスクリーンだとCGが隠れてしまいます。あと、CGの切り替え時にアイキャッチというか性に関する豆知識のようなものが表示されるのですが、この待ち時間が長くてイライラします>かといってマジメに読もうとすると短い。

<ゲームデザイン>
保健室に連れ込んだ女の子をなんとか騙してHにもっていくのが目標。選択は二者択一で、四つありますが、一つでも間違うと最終的にバッドエンドへ。要は前作と同じです、つうか、コピペしてるし(笑)。

<グラフィック>
画面に表示されるのはイベントCGだけで、立ち絵はありません。代わりにメッセージウインドウ上にヒロインと主人公のチビキャラが表示されます。ポーズの変化などもあってなかなか可愛らしいです。イベントCG自体はメーカーサイトで確認すれば良いでしょう。枚数は各12枚とこれも前作と同じ、但しヒロインが一人少ないような…(汗)。今回は顔射が少な目、浣腸排出系のCGが多くなってます。

<音楽>
オープニングに校歌が使われています。まあ、ネタですね。BGMについてはあんまり記憶にありません(無責任)。

<シナリオ>
保健室に連れ込んだ女の子を騙してやってしまう、それだけの話です。喧嘩っ早い娘は女の子らしい部分を認めてあげるとか、女の子のコンプレックスを突いて落とす手際はなかなかのもの。でも、一回でHまで逝ってしまうのでどうしても話に飛躍があり、行為そのもののマニア度も高いため、どうしてもバカゲーっぽく見えます。というか狙っているんでしょうね。地の文は一切なく会話とそれに呼応した独白だけでお話が進みます。

<Hシーン>
マニアバージョンです(笑)。浣腸して後ろに入れるのが基本。フェラチオもありますが、汁描写は前作より薄まりちょっとガッカリです。浣腸排泄以上のアブノーマルな行為はありませんので、そっち系がダメな方でもなんとかなると思います。ただ個人的には描写が薄くなったわけでもないけれど行為内容のせいでイマイチ、エロさを感じるとこが出来ませんでした。
独り言(という名の雑談)
<萌えたのか>
萌える萌えないを論ずるほどキャラクターが掘り下げられてません。きっと「萌え」には単に性欲の対象であること以上のなにかが必要なのでしょう(死)。絵はいいのだから、もっと物語やキャラクターをつくる努力をして欲しいです。

<総合評価>
相変わらずのLIBIDOにがっかりしたの4点。
期待はしてなかったけれど、まさかここまで前作の使い回しでくるとは…。これで買ってしまう私のようなユーザーにも問題があるのでしょうが、もう次回は騙されません、多分(笑)。
ロリでアナルマニアというかなりコアな層には受けが良いかも知れませんが、普通の方にはお薦めしません。




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