<プレイ状況>
珍しくフルコンプ。ついでにリニューアル前のもやってますが、大方忘却の彼方です(ぉ。
<システム>
いつものアセンブラージュのシステム………、にしては安定してました(爆)。たまたま私の環境と相性が良かったのかも知れませんが(ぉ。
いつもチェックする既読スキップ・バックログ・シーン再生は勿論完備です。のみならず、スキップ方法の選択とか、遡り時のセリフの再生とか、ファイル名を変えることでsavedataがいくつでも作れるとか、フォントの変更が可能とか、ほぼ文句ないです。saveは一つのファイルで36出来ます。画像も一緒に保存してくれるのが良。
つうか、今までもそうだったのですが、安定さえしてればここのシステムは業界でもかなりレベル高い方かと…(でも、安定してなければ意味ないんだよね)。
<音楽>
オープニングは主題歌の替わりに「ポエム」があります、恥ずかしいです(ぉ。エンディングの歌は前作と変わってます。どうせなら両方収録してくれ(笑)。「悪くはないけど、前の歌の方が好き」と言う方が圧倒的に多いみたいですし。
BGMはmidiからwaveに変わってmidiがダメダメな環境の私としては嬉しいです。でも、出来ればCD-DAにして欲しかったな。
曲は「春」とか「キャンパス」とかいったテーマにぴたりと填っている感じで好きです。「彩女のテーマ」とか……ってこのタイトルはなんとかならんかったのかな〜(苦笑)。 <音声>
いつもの「さゆりんとゆかいな仲間たち」(だったっけ?)です。と言うわけで文句なし。
<グラフィック>
きみづか葵さん原画。服装のセンスがヘンだったというイメージが強烈に残っていたのですが、今回やってみて極端にヘンなのは智里だけでした。あれはちょっとやりすぎ(苦笑)。逆に彩女のジャンバースカートなんかいいと思います(もちろん巫女服も(笑))。
立ち絵は目パチ・口パクも加わって2年前の作品とは思えない仕上がりになってます。
イベントCGは各キャラ20枚前後(バリエーション除く)。きみづかキャラは脱ぐと少し痩せすぎで気味が悪いのもあるのですが(爆死)、基本的には可愛いです。智里のプリクラとか、彩女の儀式前とか、奈穂ちゃんの浴衣姿とか、一枚絵で萌えること間違いなし(爆)。
少ない少ないと言われ続けていた背景は今回大幅に加筆されています。でも、質がイマイチ、まあ、ないよりはマシですが。 <ゲームデザイン>
選択肢が多少理不尽だったりしますが、基本的にオーソドックスなノベルタイプ。毎朝、その日の行動を選び、会話の中でまた選択が。ほとんどのキャラがCommonとTureの二種類のエンディングがあって、オンリープレーでは双方を見ることは出来ません。フルコンプするなら攻略を見るのが吉。
<シナリオ>
「硬派の隆景」と影で噂されて実はモテモテな主人公。代表的ASM(アセンブラージュ)キャラでテキトーにぶらついていると絵のモデルを頼まれたり(優夏シナリオ)、年下の女の子に恋愛相談されたり(智里シナリオ)、お嬢様のピアノを聴いたり(奈穂シナリオ)出来ます。
で、個別ルートですが、上述の舞子と奈穂ちゃんのシナリオ以外は大業(探偵小説で譬えるなら犯人が語り手だったとか、そんな感じ)が入ってます。これをどう判断するかでこのゲームの評価が分かれるような。私自身は嫌いじゃないんですが、所詮一発勝負の感は拭えませんね。
ただ、萌えゲーというジャンルにこの手のシナリオはマッチするような気がしないでもないです。ASMの作品で(たっちー系は除く(笑))この作品が一番評価が高いのはそこら辺に秘密があると思われます。勿論、葉鍵系の真っ向勝負が出来れば良いのですが、こういったシナリオはまたこれで良いつーことで。
テキストについて。未だに文法の誤りとか、誤字が抜けきってません。そしてなにより、隆景の蘊蓄がうざったいですね。理屈っぽいというより偏屈なのでは?(苦笑) あと、この主人公どう見ても「硬派」ではないって!(笑) ちょっと女が寄ってきたからってデレデレしすぎ。まあ、おかげでHシーンの時に豹変されずに済んでいるわけですが(ぉ。 <その他のヒロイン>
世間的には巫女さんな彩女スキーが多いみたいですけど、私は断然奈穂ちゃんが好きですね。ぼけぼけお嬢様の頂点に立てるくらいの魅力を持つヒロインです。音声もヘンにお嬢様・年上っぽくなくていいですね。トゥルーエンドはありきたりですが、むしろ彼女の性格がよく現れているコモンエンドの方が好きだったり。あとは優夏ちゃんの小悪魔ぶりに転がりました。
<Hシーン>
2年前の純愛物にしては気合いが入っていると思います。特に上述の舞子シナリオ。CGの使い回しが多いですけど、いい線いってます。それから他のキャラもほぼ二回は確保されているので、そこそこ満足できますね。
<独り言>
典型的なASMゲー。主人公モテモテ、ヒロイン萌え萌え(笑)。はっきりいって現在萌えゲーといわれているもので、これに敵うモノなんてそうそうありません。未プレイの萌えゲーマーはやっておいたほうがいいでしょう(笑)。ただ、リメイク前のものをやっている方はわざわざ買ってまでやる必要はないですね。 |