アルファ×2「「和泉っちは、減給された上にウォーカ2体も買って大変貧乏?」」
和泉「そろそろ、サラウンドで傷口をえぐるのはやめて下さい」
雅之「ウォーカーの値段の大半が着色料に消えてますけどね」
アルファ×2「「そんなに高いの?」」
雅之「そりゃもう、高いですよ。あの色を出すのは並大抵の努力ではありません。我が技術部の勝利と言ったところでしょうか」
和泉「いや、あの、色はフォーマルカラーでと書いてあったはずですが?」
雅之「そこら辺も我が社の後方処理課の勝利と言ったところでしょうか」
アルファ×2「「偽造?」」
雅之「いーえ、和泉っちに相応しい色に変化したのですよ。注文書が」
和泉「それを偽造と言わないか」
アルファ×2「「あ、それならしょうがないね」」
雅之「それに、元々着色代を含んでいましたから」
和泉「私の言い分に聞く耳を持たないのか貴様ら」
アルファ×2「「所で、和泉っちはいつまで3食カップヌードル?」」
雅之「今回は月々100万円の、20回払いですからね」
アルファ×2「「しばらくはウォーカーローンで大変なんだね。かわいそう」」
和泉「アルファ、同情するならお金を下さい」
アルファ×2「「じゃ、このブタさんの貯金箱上げる」」
和泉「・・・・・・」
雅之「良かったですね。それを500円でいっぱいにすれば100万ですよ」
アルファ×2「「かわいいでしょー、アルファのお気に入りだよ、えへへへ」」
和泉「貯金しろと」
アルファ×2「「うん。あ、良いこと教えて上げる。つもり貯金っていってね、ご飯を食べたつもりでご飯代を入れれば早く溜まるよ」」
雅之「あー、それは良い考えですね。今のあなたの食事が特売品カップラーメン1個120円、3個で360円の消費税を加えて378円」
アルファ×2「「一日食事を我慢すれば、378円も貯金できるね」」
和泉「餓死しろと?」
アルファ×2「「ご飯が無ければお菓子を食べれば良いんだよ」
雅之「アルファ×2は博識ですね。どこぞの貴族が言った歴史的に有名な言葉ですからね」
アルファ×2「「アルファだって、ただ人に面倒事押しつけるだけじゃないもーん」」
和泉「くそ、くそ、くそ」壁に八つ当たり
雅之「アルファ×2、よく見ておきなさい。あれが負け犬ですよ」
アルファ×2「「へー、あれが負け犬かぁ。犬なのに可愛くないね」」
雅之「まぁ、他に組織の下の方で上の命令に逆らえずに、着たくもなく見たくもなくなる様な服を着せられた者も負け犬と言うんですよ」
アルファ×2「「めるっちはなんでも知ってるんだね」」
雅之「ええ、私は色々と知っていますよ」
アルファ×2「「和泉っち、めるっちってすごいね」」
和泉(目が充血)「あーあー、そうですね」
アルファ×2「「和泉っち・・・・・・」」
アルファ×2「「和泉っちって・・・・・花粉症?」」
雅之「花粉症ですか、大変ですね」
和泉「違う」
和泉「ふぅ、まぁ、減給さえ解ければ多少は今の状態も改善されます。それまでの辛抱ですよ」
雅之「それまで・・・・・・体が持ちますか?」
アルファ×2「「あ、あたしこれ上げる〜」」
和泉「何ですか、これは?」
アルファ「えっとね、ゴンじぃにもらったの」
雅之「アルファ×2は友達が多くていいですね」
アルファ×2「「いいでしょ」」
和泉「ゴンじぃとは、なんですか?」
和泉「みたところ、こんな物をあなたに渡すのかなり特殊だと思うのですが」
和泉っちの手のひらにある物
ほねっこ
和泉(犬を飼ってる方がアルファにあげたのでしょうか?)
アルファ×2「「ゴンじぃはねぇ、新宿インペリアル・パークによく散歩にくるワンちゃん」」
和泉「・・・・・あー、これをどうしろと?」
雅之「食べるんでしょか」
和泉「まさか」
アルファ×2「「かるしうむが豊富なんだよ」」
雅之&和泉「・・・・・・・・・」
ポン
雅之が和泉の肩を叩く
雅之「そこまで・・・・落ちましたか。失望しましたよ」
和泉「私は絶対に食べないからな」
アルファ×2「「えー、折角ゴンじぃに貰ったのにぃ、ひどいー」」
泣きながら部屋を出て行くアルファ×2
部屋で残された男二人
雅之「あーあー、泣かした、泣ーかしたぁ。和泉っちがアルファ×2泣ーかした」
和泉「貴様は小学生か!!」
雅之「しかし、和泉っち。泣かしたのは本当のことではないですか?」
和泉「く、確かに、私が、だが、人として喰うわけにはいかんだろ!」
雅之「ふぅ、アルファ×2があなたのことを思って、友人からもらった物をくれたと言うのに、あなたって人は」
和泉「なら、貴様なら食べるというのか、ほねっこを」
雅之「ええ、食べますよ。アルファ×2がくれた物。食べて上げるのが筋でしょう」
和泉「く、分かった。良いだろう、食べてやる」
雅之「あ、食べるなら。アルファの前で食べて上げなさい」
和泉が部屋をかけだして行く
雅之が無線を出す
雅之「あーあー、こちらコードネームめるっち」
雅之「コードネーム燃素螺の笑美人、作戦第2段階成功、最終段階に移って下さい」
アルファ×2「「了解、最終段階に移行します。ターゲット、アズナブル接近連絡を終了します。速やかにめるっちも所定の場所についてください」」
雅之「こうもうまく行くとは、これで今年度のあれはいただきですね。ふっふっふ」
屋上
和泉「アルファは居るか!!」
アルファ×2「「しくしく」」
和泉「そこに居たか」
アルファ×2「「しくしくしくしくしくしく」」
和泉「なんだ、さっきは私が悪かった」
アルファ×2「「ホントにそーおもってる?」」
和泉「ええ、だからこそあなたの前で食べようとここまで来たのだ」
アルファ×2「「どきどき」」
ぐにゅ
和泉「?」
ぐにゅぐにゅ
和泉「??」
和泉「あまい?」
雅之「たったらー」
フリップを掲げめるっちが背後から表れる
アルファ×2「「わーい、和泉っちにどっきり成功」」
雅之「これで年末の裏どっきり大会の優勝はいただきですね」
和泉「? どっきり?」
雅之「いやぁ、見事な騙されっぷりでしたよ」
アルファ×2「「めるっちは凄いねぇ。本物そっくりに偽装したガムを用意するなんて」」
雅之「うちの開発部の手に掛かればこの程度」
和泉「き、貴様ら、私に言うことはないか」
雅之「賞金は山分けですよ」
アルファ×2「「メダルはわたしー」」
雅之「じゃ、トロフィーは和泉っちに差し上げましょう」
和泉「い、る、かーーーーーー!!」
しばらくの間、和泉っちは目玉の警官になったそうな。