3石トランシーバー(3TRX-1)
2003.09.15新規作成
FCZ3石トランシーバーコンテスト参加
ハムフェア90自作品コンテスト出品
◎この作品は
FCZ誌にて行われた3石トランシーバーコンテスト及びハムフェア90自作品コンテストに出品した6mDSBトランシーバーです。
◎製作の経緯
1990年、FCZ研究所の発行するFCZ誌(The
Fancy Crazy Zippy)において3石トランシ−バ−コンテストが行われました。そのコンテストの内容はトランジスタ−を3個だけ使用してトランシ−バ−を製作し、JARL保証認定(当時)を受け、交信を行うというものです。そして、勝敗は国内との交信を1点、海外との交信を2点として、その交信による得点の合計によって決まるというものでした。当時、この3石トランシ−バ−コンテストに参加すべく本作品を製作しました。さらに、同年行われた自作品コンテストにも出品しました。
◎FCZ3石トランシーバーコンテスト
300号で終刊となったFCZ誌上で行われたコンテストで、トランジスタ3個でトランシーバーを製作し、そのトランシーバーでの交信局数を競うというものでした。自作の達人ほど技術にこだわる一方で交信についてはおろそかになる傾向があります。このコンテストはそのあたりを巧みについて参加者の頭をひねらせました。
◎本作品の特徴
トランジスタ(FETを含む)を3つだけ使用した、50MHz
QRP(出力10mW) DSB(抑圧搬送波両側波帯)トランシ−バ−
SSB局と交信できるため、実用性はAMに比べ高い。
◎本作品の概要
展示用説明文にブロックダイアグラムを示しています。送受共に同じ回路を動作させており、送受の状態に合わせてリレ−を切り換えています。受信時はダイレクトコンバ−ジョン方式の受信機として働き、送信時は平衡変調方式のA9送信機として動作します。
その他、VXO(可変水晶発振)の可変幅を大きくするために、水晶を2個並列にしたSuper
VXOを使ったり、マイクに(FETが内蔵されている)コンデンサマイクが使えないため、8Ωのスピ−カをマイクの代わりとして使用しました。
◎使用感
受信感度は良くなく、出力10mW送信機となんとかバランスする程度でQRP同士の交信は難しいというところです。送信音は大きな声で話すと、ひずむ傾向があり、通常の交信は可能なものの、Es伝搬等の遠距離交信にはある程度の技術が必要という感じでした。それでも、本作品では、3,4,8エリアの25局と交信することができました。
◎その他
本作品は自作品コンテストに出品したものとFCZ3石トランシーバーコンテストに参加したものの2つあります。どちらも回路は同一です。違いはコンパクトにまとめるためにプリントパターンを作成したこと、作品の見栄えを良くすることからケースを塗装したことです。
回路図はこちらです(約90kB)
自作品コンテスト展示用説明文(約75kB)
TOPページへ(Back to index)
![]()
外観の写真(exterior) 左:自作品コンテスト出品 右:FCZ3石トランシーバーコンテスト出品
内部の写真(interior) 左:自作品コンテスト出品 右:FCZ3石トランシーバーコンテスト出品