CANON EOS 10D(2003.07.18)

2003.07.18新規作成
2003.07.25一部修正

 2002年6月27日、CANONの一眼レフデジタルカメラEOS 10Dを購入しました。

【購入動機】
 当初、20万円強のLレンズ(EF70-200mm F2.8L USM)を購入しようと考えていたのですが、その価格であればEOS 10Dが購入できると考え、方針転換しました。あと、雑誌などでの評価が出てきて情報が収集できたこと、他にEOS-kiss系統の一眼デジカメが出そうにない気配ということも購入の決め手となりました。
 具体的に、EOS D60からの変化で期待した点は以下のとおりです。

(1) センサー感度の向上(同ISO感度でもノイズが減った、ISO1600でも何とか使えそう)
(2) 再生画面の拡大・縮小の容易化
(3) AF速度と精度の向上

【あわせて購入したもの】
 付属するレンズなどはEOS D60の時のものがほぼ使えるので、本体のみの置き換えとなりました。

【使用感】
(4) センサー感度の向上に関してはD60に比べてさらにノイズが減っていることを実感できる。ISO1600でも状況によって使える感触を持った。
(5) 再生画面の拡大・縮小が容易になった上に、倍率が3倍から10倍になったのは使い勝手が向上し、期待通りであった。ただ、拡大した状態でのコマ送りについては時間がかかり実用性にちょっと難あり。
(6) AF速度についてはD60に比べて明らかに向上している。また、仕様では違いがないものの、10Dの方がより暗くてもピントがあうような感じである。AF精度も向上しているらしいが、こちらは実感できず。
(7) ボディがマグネシウム合金になったことによる質感の向上については、購入時にさほど重要視していなかったが、実際は想像以上に良かったと感じた。D60のプラスチックボディでも気になっていなかったが、実際に10Dを使いはじめてしまうと、D60のプラスチックボディは貧弱に感じるほどであった。
(8) ISO選択用のボタンが新設されたことで、セットボタンを画質選択に使えるようになり使い勝手が良くなった。
(9) 評価測光はD60に比べると明るくなる傾向にあると感じる。飛ばしても良さそうな明るい曇り空を簡単に白くとばしてしまい、被写体を明るく見せる傾向にある感じがする。10Dの露出というか、撮影される画像はPowerShot系統に似ているような気がする。
(10) 連写の枚数が1枚増えて9枚になったのはありがたかったが、連写速度は約3コマ/秒は変わらず。スポーツ撮影では5コマ/秒は欲しいが、3コマ/秒でも何とか使えるレベルである。

【残された改善点】
(11) 起動時間やスリープからの復帰はD60に比べ若干早くなった感じはしますが、撮影までに一呼吸が必要な点は変わっていなかったです。電源オン直後に撮影が必要な場面はほとんどないですが、もどかしいと思うことはたまにあります。
(12) 再生画像の表示は一旦粗く表示した後に詳細な表示をするため、表示に一呼吸かかるという感じは変わっていないです。

【総 論】
 D60に比べて、使い勝手と基本性能の確実な向上を感じられ、D60から買い換えた価値はあると思っています。

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JR8DAG/菅野 正人