CANON PowerShotS30(2002.01.02)

2002.01.02

 2001年12月、CANONのPowerShotS30を購入しました。

【購入までの経過】
(1) C2100UltraZoom、E-100RSは光学手ぶれ補正付きの10倍ズームレンズを装備し、両機種とも画素ピッチの大きめなCCDと使っていることもあって、それなりの写真の撮れるカメラなのですが、少々大きいため補完するコンパクトカメラ形式のデジカメが欲しかったのが購入の動機です。
(2) 2001年6月に発売されたDSC-MZ1を購入しましたが、コンパクトカメラとして使うには今ひとつインターフェースに難があったこと、同年12月に発売されたPowerShotS40/S30が非常に使い勝手がよいということで購入を検討しました。
(3) PowerShotS40/S30の違いは画素数のみの違いといって良いくらいです。CCDサイズはどちらも1/1.8inchで画質的にさほどの違いが見られないだろうということと、画素数が少ない方が扱うデータサイズも小さくて済むので、300万画素のPowerShotS30を購入しました。購入価格は69,800円(税別)。

【使用感】
(4)横長で少々厚いが携帯性に問題はない。
(5)見た目より重い。
(6)S40と同じ筐体にも関わらず、なんか蓋が閉まりにくかったりと作りが悪いように思えるのは気のせいか?
(7)写っている写真はそこそこ。S40と100万画素ほど違うが、画素数の違いは感じられない。ついでに、200万画素のC2100UZ、150万画素のE-100RSとの画素数の違いも感じられない。
(8)オート撮影での露出、ホワイトバランスの安定性はS40同様良さそうである。ほとんどフルオートでok!
(9)撮影にかかるインターフェースは優秀。割と直感的に操作できる。
(10)処理速度は爆速とは言えないが、撮影のリズムを取りやすい動作速度である。DSC-MZ1の速度はスーパーカーで運転がしづらい面があるのに対して、PowerShotS30はオートマの自動車で速度はでないが扱いやすいという感じ。
(11)マクロ撮影は広角10cm望遠30cmで、DSC-MZ1、C2100UZと同じ感じ
(12)室内の薄暗いところでピントが合わないことがある。
(13)ネットでも指摘されているが、50〜80cmの被写体に対してピントが合いづらい。
(14)広角側はF2.8と明るいが望遠側はF4.9と暗く、望遠側でのフラッシュ撮影は3〜4m程度しか届かないような感じ。
(15)バッテリは専用Lion電池。それなりに持つのだが、電池がなくなったらどうにもならない。約5,500円する予備バッテリは必須であろう。

【総 論】
 現時点で、「さっと取り出してメモ的に撮影するためのフルオートカメラとして使うのなら最高レベル」と言って良いかと思います。

【DSC-MZ1との比較】
(16)画素数の違いは感じられないが、露出の安定性はS30の方が上と思われる。
(17)DSC-MZ1ではピントを合ったときのビープ音が大きい。消すこともできるが、今度はピントがあったかどうかが確認しづらい。S30ではビープ音の大きさを変えることができる。
(17)DSC-MZ1ではコンパクトフラッシュをフォーマットしたり、入れ替えたりするとファイルの名称が「SANYO001.JPG」から始まってしまい、名称が重複してしまう。S30にはこのような問題は生じない。
(18)初期動作はDSC-MZ1の約5秒に比べて、S30では約3秒に短縮されているようだが違いは感じない。
(19)DSC-MZ1の再生速度そのものは速いのだが、画像を拡大表示するのにメニューを使う必要がありせっかくの速度が生かし切れていない。
(20)DSC-MZ1の連写は速いが、コンパクトカメラとして使う分には使用頻度が少ない。
(17)ワイドレンジショットやグラフィックイコライザは面白い機能であるのだが、コンパクトカメラとして使う場合は使用頻度が少ない。
(18)マクロ時のAFにちょっと時間がかかること、ファインダーとのずれが大きくなるのは両機種とも同じだが、S30の方がバッテリの関係で液晶モニタをつけた撮影がしやすいので、欠点をある程度の解消できる。
(19)液晶モニタをつけた撮影は、バッテリがリチウムイオン電池のS30が有利。しかし、電池がなくなったときに緊急避難的に使える単3電池が利用できないためバッテリについては一長一短。

 コンパクトカメラとしての使い方から進んでさらに撮影を楽しむという場合はDSC-MZ1、コンパクトカメラとしてメモ的に撮影することが主体であればPowerShotS30という選択になるような気がします。

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JR8DAG/菅野 正人