6m QRPp AM トランシーバ(JR8DAG-2007)

2007.02.22 新規作成 / 2016.11.11 更新

 ◎はじめに
 本作品はこれまでの自作QRP AM機をさらにQRP化し、単位電力あたりの交信記録を伸ばすことができるトランシーバーをめざしました。

 ◎作品の名称について
 当局が2007年に製作したトランシーバーという意味で「JR8DAG-2007」と命名しました。

 ◎製作にあたっての考え方や目標
(1) 送信出力はFCZポケトラと同じ10mWとし、その送信出力に見合った受信部をできる限り簡単な回路で構成する。
(2) 再現性を重視する。そのため、キットをできる限り活用する。
(3) 6mAMのQRPp運用でEs交信が十分にできる性能を確保する。周波数は固定とせず動かせるようにする。

 ◎本作品の主な特徴
(1) 回路はFCZ寺小屋シリーズのキットをベースとし、運用にあたって便利な機能を付加する形とし、回路の安定性向上及び部品等の入手を容易にした。
(2) 周波数可変トランシーブトランシーバーで、50.580〜50.600MHzを運用可能。周波数可変には簡単な回路で十分な安定度の得られるVXO(可変水晶発振)を送信受信別々に使用するが、2連バリコンを利用して送信と受信の局発周波数の差を中間周波数(455KHz)に保つことで、トランシーブ操作を実現。
(3) 送信部は終段に2SC1815を使い、出力10(mW)。変調方式はLM386Nの出力を2SC1815に直結する終段コ レクタ変調により良好な変調を得ている。
(4) 受信部はIF(455KHz) のシングル・スーパー・ヘテロダイン方式で、10mWの送信出力に十分見合った受信感度、選択度を確保。
(5) 180×40×130(単位:mm)でスタンドマイク型。電源は9Vでニッケル水素電池をケースの外側に設置し、電池交換を容易にした。

 ◎回路について
 回路図はこちらです(2016.11.11現在 , circuit , 約38kB)

JR8DAG/菅野 正人

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【更新情報】
2016.11.11 ・回路図を変更しました。
 受信部の2SC1815の低周波増幅を削除しました。
 一定以上の信号強度になるとLEDが点灯するLEDインジケーター回路を追加しました。 
2007.11.12 外観および内部の写真アップロート
2007.04.24 回路図を更新
 VXOについては、水晶の銘板周波数の50.620MHzでは発振せず、発振も不安定であったため、回路定数を変更しました。
現在の周波数可変範囲は50.580〜50.600MHzとなっています。QRP局が良く出てくる50.620MHzで運用できないのは
残念ですが、このあたりは水晶を特注しないと難しいようです。受信の局発周波数はこの変更にあわせて50.125〜50.145MHzと
なっています。送受周波数の同期に関しては問題ないようです。
2007.02.22 回路図をアップロード
2007.02.22 ホームページ作成

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外観の写真(exterior)
タカチのYM-180を使用し、スタンドマイク風にした。
後ろに006P型の電池ケースを取り付けた。ドライバを使わずに電池交換が可能である。
(大きさ size 180mm×40mm×130mm)
撮影:CANON EOS Kiss Digital N 画像編集:PaintShopPro6J
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内部の写真
上から見たところ。
FCZ#237AMスポット受信機のみプリント基板
その他はFCZ基板による表面実装
撮影:CANON EOS Kiss Digital N 画像編集:PaintShopPro6J