6m QRP AM トランシーバ(JR8DAG-2006AM) - スペクトラムアナライザ計測結果 -

 スペクトラムアナライザ(DSA815-TG)を使用して本作品のスプリアス特性を調べました。2006年JARL自作品コンテストにおける動作試験測定データと合わせてご覧いただければと思います。

JR8DAG/菅野 正人
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 【計測条件】
・計測器:RIGOL社 DSA815-TG
・計測条件:
 電圧は12V(安定化電源使用)
 無変調時の状態で計測
 周波数は50.620MHz
 10dBのアッテネータを使用して入力

 【参考リンク】
2006年JARL自作品コンテストにおける動作試験測定データ

 【その他】
 本作品は2006年JARL自作品コンテストにおける動作試験測定データと回路はほとんど変わっていません。計測結果にあまり違いがありませんでしたので、使用したDSA815-TGの精度は測定した周波数の範囲ではJARL技術研究所の当時の測定器と大きな違いはないと思われます。
送信出力
 【送信出力】
 10dBのアッテネータを通していますので、送信出力は約150mWです。

0〜200MHzの測定結果
 【高調波スプリアス】
 0〜200MHzの特性です。第3高調波がもっとも大きく約-45dB、第2高調波は約-57dBでした。出力200mW送信機のスプリアス特性としては十分でしたが、第3高調波のスプリアスが第2高調波より良くないのはT型同調フィルターの特性が原因かもしれません。π型のLPF2段に交換するとどうなるのか気になるところです。

5〜105MHzの測定結果
 【5〜105MHzの信号分布】
 5〜105MHzの特性です。送信の局部発振周波数の10.7MHzがキャリアに対して-57dBの信号として現れています。少しミキサへの入力レベルが高いのかもしれません。

45〜55MHzの測定結果
  【近接スプリアス】
 45〜55MHzの送信信号の様子です。近接スプリアスは局発10.7MHzの5倍波がもっとも出ました。基本波に対し約-60dBでした。出力200mW送信機としては十分な特性でしたが、リニアアンプ等で出力を上げて使う場合はさらに10dB以上抑えたいところです。