15m QRP AM トランシーバー(JR8DAG-15AM)

2002.10.30 新規作成 / 2015.08.10 更新

 ◎ はじめに
 本作品は、15mAMをQRPで運用するために製作しました。名称は15台目のトランシーバーであることと15mAMをかけて(JR8DAG-15AM)と命名しました。

 ◎ 本作品の概要
 当時、製作の手間をかけないで21MHz AMのトランシーバーを製作したかったため、28MHz AM自作機で使用頻度の少なかった「JR8DAG-11」を改造しました。改造にあたっては、以下の点を変更しました。
(1) 中間周波数11.059MHzでは、2倍波が約22.1MHzで運用周波数と近いため、近接スプリアス特性の確保を考慮し、中間周波数を12MHzに変更。
(2) VXOの水晶はサトー電気で入手が可能な50.200MHzの水晶を使用。これを基本波の16MHz台で発振させ、2てい倍して32MHzの信号を得ている。以上により、運用周波数 21.390〜21.440MHzを確保した。
(3) 受信部の回路変更は、周波数変更に伴う同調回路の定数変更等を行った。
(4) 送信部は、同調回路の定数変更の他に、スプリアス改善のための局部発振回路変更、出力100mW確保のため、電力増幅回路関係の定数変更を行った(2015年現在、出力は200mWだが調整の必要あり)。

 ◎使用感(2013.07.05現在)
 2013年まで交信ができていませんでしたが、正常な電波が出ていなかったためのようです。2013年6月末に回路を修正し、運用を行ったところ、2013年6月23日に4エリアと交信することができました。出力は200mWですが、Es層などの電離層伝搬での交信は十分に可能なようです。

JR8DAG 菅野 正人(KANNO Masato)

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【コンテンツ】

回路図はこちらです(2013.07.05現在, circuit, 約56kB)
製作の経過(2015.07.11現在)
スペクトラムアナライザによる計測結果(2015.07.20)

【その他】

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【更新情報】
2015.08.10 定格を修正(重量、消費電流を掲載)
2015.07.20 スペクトラムアナライザによる計測結果をアップロード
2015.07.11 トップページの記載を変更
製作の経過のページを作成(現在までの記載も移動)
概観の写真、内部の様子の写真を追加
定格を掲載
2013.07.05 回路を修正
 送信部の異常発振のため正常な電波が出ていなかったため、同調回路等を変更
使用感を追加
2013.05.18 回路図を更新
 送信部低周波増幅回路の変更
 受信部VXO発振の安定化
2003.02.02 回路図を更新
2002.12.10 回路図を更新
2002.11.14 回路図を更新
2002.10.30 ホームページ作成


クリックすると拡大画像を表示します(約103kB) 外観の写真(exterior)
タカチのKB-2を使用
(大きさ size 140mm×50mm×140mm)
撮影:CANON EOS Kiss X7 画像編集:PaintShopPro6J

クリックすると拡大画像を表示します(約256kB) 内部の写真(左:送信部,右:受信部)
上から見たところです
(単3電池6本を内蔵しています)
Left:TX Right:RX
撮影:CANON EOS Kiss X7 画像編集:PaintShopPro6J


【本作品の定格】
[共 通]
周波数 21MHz帯
電波型式 AM(A3E)
使用半導体 3IC 5TR 7FET 10Di
電源電圧 DC 9.0〜10.0(V)(標準)
消費電流
受信無信号時 35(mA)
送信無変調時 115(mA)
送信最大時 190(mA)
空中線インピ-イダンス 50(Ω)
外形寸法 140(W)×50(H)×140(D)
(単位 mm , 突起物を含まず)
重量 560(g)(単3ニッケル電池6本込み)
局発発振方式 可変水晶発振(VXO)
発振周波数 33.395〜33.440MHz
[送信部]
終段入力 8.5(V)× 45(mA) ≒ 400(mW)
出力 200(mW)
終段石 2SC1973
不要輻射 -50(dB)以下
変調方式 終段コレクタ変調
[受信部]
受信方式 シングルスーパーヘテロダイン方式
中間周波数 12.000MHz
受信感度 0dB(uV)程度 (S/N 10dB)
選択度 ±3kHz(-6dB),±6kHz(-40dB)