ここでJリーグへ行くための条件をいいます。 それがクリアされたらJリーグ行きも夢ではない!!
参加クラブの法人化

Jリーグでは、クラブが自立してなおかつ運営できるよう法人化を義務づけました。
これは、従来の企業の福利厚生を目的に作られたチームから脱皮し、
あくまで地元の市民、自治体、企業の3つに支えられるクラブになることを目指して設定されています。


ホームタウンの確保

クラブは、理事会の承認を得て、特定の市町村をホームタウンと定め、試合だけではなくサッカー教室、ファン感謝デーなどを開催したり、地域で行うスポーツ活動に協力するなど、地域密着を心がける運営が必要です。


選手・指導者のライセンス

J1に所属するクラブは、日本サッカー協会が定めた「プロA統一契約書」を締結した選手を15名以上、
J2の場合は5名以上の選手を保有することが義務づけられています。
要するにお金を出さないと行けない選手が必要というわけです。
そして指導者に対しても、ライセンス(資格)を所有することが義務づけられております。
トップチームの監督は、日本サッカー協会が定めたS級コーチライセンスを、サテライトチームはB級以上、
ユース・ジュニアユースおよび4種(ジュニア)チームはC級以上のライセンスを保有しなければなりません。


チームの保有

クラブは、一人でも多くの優れた選手を輩出することを目的とし、
各種チームを保有し、一貫した選手の育成強化を行うことが義務づけられています。
J1のクラブは、1種(トップ・サテライト)、2種(ユースチーム)、3種(ジュニアユースチーム)、4種(ジュニアチーム)を、
J2のクラブについては、1種チームと2種のチームを保有することが最低条件。また、J2のクラブで3種・4種チームがない場合は、サッカースクール等、その年齢層に対するサッカーの普及に努めながら、J2参加以降3年以内にそれらのチームを保有することが義務づけられています。
なお、J1に昇格する際は、J2参加3年以内でもJ1と同様の条件を満たすことが義務づけられています。


スタジアムの確保

クラブは、以下に記す要件を具備する競技場を確保し、良好な状態でホームゲームを実施できるよう、努めなければなりません。
スタジアムについては、ピッチが常緑の天然芝で、原則として 縦105m 横68mであること、平均 1,500ルクス以上の照度を持つ照明装置を設置していることなどが、
J1・J2共通の条件となっており、収容人員については、J1の場合は、収容人員15,000名以上、J2の場合は10,000以上となっています。

このような条件です。なお、普通サッカーチームができたら
都道府県リーグ→地域リーグ→JFL→Jリーグ
と長〜い長〜い道をとおらなくては行けないんですが、横浜FCは特例として
JFL準会員として1年目からJFLに行けたってわけです。

だからまったく新しいチームからJリーグ行きを狙うとなると最低10年ぐらいは要するそうです。(きびしー!)






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