映画「リオブラボー」
先日、テレビがあまりつまらないので、昔撮り貯めたビデオの山から「リオ・ブラボー」という映画を引っ張り出してそれを見ていた。
ジョン・ウエイン、デイーン・マーチン、リッキー・ネルソン。いいですねえ。
シネマ・サロンにも書いておきましたが、この映画でジョン・ウエインとデイーン・マーマーチンは何もいうことはないが、リッキー・ネルソンと牢番のおじいさんは秀逸の出来である。
このおじいさんを演じているのがウオルター・ブレナンという人だが、彼とジョン・ウエインとの掛け合いが非常に面白い。
特にジョン・ウエインが爺さんの頭にキスをすると、箒で尻をひっぱたくシーンが特筆である。
邦画で言えば、ふうてんの寅さんや釣りバカ日誌の浜ちゃんに通じる面白さがある。
この映画、4人の男と悪漢どもの戦いという完全なる勧善懲悪の見本のようなものであるが、それだけに安心して見ておれる。
リッキー・ネルソンの役柄と格好良さというのも特別である。
若かりし頃、さる貿易会社にいたとき、そこに某大学の英文科卒のキャリアー・ウーマンがいた。
私から見れば4,5歳年上のお姉さんという感じのその女性に「あなた、リッキー・ネルソンに似ているネーー」と言われたときには天にも舞い上がるような気持ちだった。
「オヌシ、なかなかわかるネエー」と内心鼻高々であったものだ。
その彼女は今どこで何をしているのだろう? 40年以上前の話だ!