巻頭言
現代は情報があふれている
この洪水のような情報の中で
ほんのわずかのものが心の琴線に引っ掛かる
何か通ずるものがあるのだろう
それを吟味する
そして斟酌する
その過程で考える
頭の中は走馬灯のように考えが巡る
けれども結論が出るわけではない
結論を求めているわけではない
ただ自分なりの考えを形作りたい
世間に出回っている情報を咀嚼し
そして自分ひとりの知恵として
私自身の思考として
目に見える形としたい
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