ふらふら 日記


■ 7月23日(金) 晴れ

 かしわ台駅前のセブンイレブンでAさんと待ち合わせ、ミズガキの駐車場へ向かう。 22:30くらいに出発し、到着は1:30くらいだった。 テントを張って寝た。

「こんな山の中にこんな広大な舗装された駐車場があるんだ。」

■ 7月24日(土) 晴れ時々曇り、夕方から雷雨

ワニワニワニ 11b

 7時頃に起き、朝食を済ませ、車でカサメリ沢へ向かう。 私のAでは荒れた林道は無理なので舗装道路の終点あたりに駐車し、林道を歩いて行くことにする。

 車を駐車して準備していると、プップーと軽くクラクションを鳴らして通り過ぎる車があった。 しばらくするとさっきの車が引き返してきた。 Kさんの車だった。 一緒にタイに行ったMさんも一緒だった。 わざわざUターンしてきてくれたようだ。 Kさんのフォレスターは全然問題なしという風で、カサメリの駐車スペースまで乗せていただいた。

 4人でモツランドの簡単なルートから登った。

たぬき(10a)FL
 Mさんのヌンチャクを借りて登った。 最後がよく分からないけれど、終了点にクリップして終わりにした。
レーザーズエッジ(10c/d ★★)2回目でRP
 さかなの背びれのようなカンテとフェイスのルート。 上手く登れなくてテンションしてしまい、2回目で登った。 自然の岩らしい楽しいルートだと思う。
金のわらじ(11d/12a)1x、敗退
 話のタネにさわってみたけれど、今の私では全然ダメ。 Aさんはランジで核心を解決し、足ブラになって豪快に登っていた。
ワニワニワニ(11b ★★)2回目でRP
 1回目は核心に入る前にテンションしてしまった。 2回目は、昼寝した後だったため体が固くて動きが悪かったけれど、なんとか登れた。 カンテを登る花崗岩らしいルート。
(無名のスラブ)(10b ★★)OSm
 様々なスラブのムーブがでてきて楽しいが、ちょっと恐い所もある。 花崗岩のフリクションに少しは慣れてきたようだ。

 帰りもKさんのフォレスターに乗せていただいた。 彼らは日帰りだが、Kさんは「金のわらじ」を登りにまた来たいという話だった。

 ミズガキの山々を眺めながら駐車場で夕飯を食べる。 レトルト食品などだけれど、景色がよく、おなかもすいているのでとてもおいしく感じられる。 ただ夕立が降ったりやんだりでせわしなかった。 駐車場にテントを張って早々と寝た。

■ 7月25日(日) 曇り時々晴れ、昼頃から雷雨

 今日は舗装道路の終点から歩いてカサメリ沢へ行く。 15分かからないくらいで到着した。

トータルリコール(10b)1x
 アップのつもりが上部で落ちてしまった。 昔登った時は簡単だったような記憶があるのだが、朝早すぎてまだ体が起きていないのか?
ちちくりマンボウ(10c)1x
 途中で恐くなってテンションする。 その上でも、ふいに手が滑って落ちてしまった。 最初が少しきたないけれど、上部はましになった。 60mロープがないと下まで降りられない本チャン気分の長いルート。
プラチナム(11c)1x、敗退
 雨が降ってきたので、雨でも濡れないモツランドの上に行き、あいていたこのルートをやってみた。 でも三本目から上に行けず(行こうという気持ちになれず?)敗退した。 雨の中は楽しくない。

 カサメリには真島さんと6年前に一度来たことがある。 当時は、今あるようなミズガキの立派な駐車場もなく、二日間で一組のクライマーにしか会わなかった。 奥のほうのエリアでは岩一面に濃い緑の苔が生えていて、苔を踏んで歩くのがバチあたりなことのように感じられたのを覚えている。 今はそれなりにクライマーが入っているようだ。 それでも小川山と比べればまだまだ静かな岩場だ。

 久しぶりの外の岩場、それに慣れない花崗岩ということもあり、恐くて弱気になっている自分を感じた。 あまり成果はなかったけれど、怪我するよりはいいでしょう。

 今日は昼過ぎから雨が降り始めた。 結局2時半頃には諦めて帰路についた。 3時頃に車をスタートさせた。 中央道の17km渋滞にはまり、家に着いたのは7時半過ぎだった。


2004年8月2日更新 Copyright 2004 Hirosawa Makoto