行ったことのない岩場シリーズの第二弾ということで山梨の十六夜岩へ行く。 ここは甲府幕岩へ行く時に通る観音峠の途中にある岩場だ。
道路からの登り口が見つけられず観音峠の上のほうまで行ってしまう。 路肩の日陰の部分には、まだ雪が残っている。 引き返しながらよく観察すると、三角形のとがった岩が見える。 もういちど下から登ってくると、少し広くなった右カーブの手前から林の向こうに岩場が確認できた。
少し峠を登った先の道路右側の比較的広い駐車スペースに車をとめる。 歩いていくと、車に乗っている時には気がつかなかったけれど、右カーブの所に高さが15cm位の標識が立ててある。 「←十六夜岩」と赤い字で書いてある。
踏み跡は不明瞭だ。 おまけにイバラがたくさんあって歩きにくい。 どこを歩いても同じような感じなので、岩に向かって斜面を登る。
着いた所が「トトロ 10a」のある岩だった。 向かって左に30秒ほど歩くと「日だまりエリア」だ。 「日だまりエリア」へ行く途中から右へ登り、「トトロ」を左から巻くようにして壁の上へ行った所が「見晴らしエリア」だ。 「トトロ」から右上に5分ほど行った所に「ファミリー・エリア」があるけれど、踏み跡が不明瞭で藪こぎのようになる。
「日だまりエリア」と「ファミリー・エリア」の前には少しだけ平らな部分がある。 日当たりはよく、14時くらいまではとても暖かかった。 壁の傾斜は垂直か、やや寝ている程度だ。 昨日の雨で壁はかなり濡れているけれど、選べば何本かは登れそうな感じ。 とりあえず「トトロ 10a」から登ってみる。