ふらふら 日記


■ 10月21日(日) 城山 ワイルド・ボア・ゴージ 曇り後晴れ

  今日はターンパイクを通って箱根を越えて城山へ行く。 小山田さんや藤井さんも来ていて先週よりは人がいる。 でも所々水の流れている所があり、壁の状態は先週より悪い。 小山田さんのプロジェクトも濡れているようだ。

 先週と同じく「イスタンブール 5.8」と「カルカッタ 10c」でアップし、「ドント・スピーク 12c」にヌンチャクをかける。 ルーフの部分は乾いているが、その上が少し湿りぎみなので、チョークをはたき十分に掃除する。 でも先週のように完全乾き状態というわけにはいかない。

 2回目のトライをしようかなと思っていたら、小山田さんが「やってもいいですか」と言うので「どうぞ、どうぞ」と先に登っていただく。

 「そういう体勢でクリップできるんだ?」
 「エッ、そんなホールド使えるの?」

あっという間に登り終え、軽くブラッシングして降りてきた。

 「まあーねー、フォーティーンを登る人とくらべても仕方ないなー」

気持ちを入れ直して登る。

 でもルーフ下のアンダーからのデッドに失敗して落ちてしまった。 ここで落ちてはどうしようもないので、一度下まで降ろしてもらい、靴を脱いでしばらく休んでから、もう一度登る。

 今度はうまくガバをつかみ、体の振れを押え込んでクリップ・ホールドを左手で取った。 でもクリップするのが恐くなってしまいテンション。 三本目のヌンチャクは下からクリップできるように少し長くしているので、ぶらーんと振り子のように振られてぶら下がってしまう。 腰クリップなんだから、失敗しても大丈夫なんだから、クリップにいかないとダメだと自分が情けなくなる。

 十分休むことにする。

 一時間以上休んでからもう一度登る。 片足がはがれてしまい落ちそうになったけれど、なんとかクリップ・ホールドまで行く。 今度はうまくクリップできた。 その後のデッド・ポイントでも片足がはがれてしまったが、なんとかギリギリで登ることができた。

 昨日から続いていた腰痛が少しひどくなった気がする。 ルーフでは、身体張力というか、体を棒にする力というか、腹筋と背筋が必要になる。 そういう基礎的な体力が不足していると感じる。

 最後に I さんがやっていた「ジゴロ」を回収を兼ねてトップ・ロープで登らせてもらう。 なんとかノーテンで登れ、少しは力がついているのかな(?)という気になった。

 薄暗くなっても登っている人達がいる。 今日は懐電のお世話になることなく駐車場まで帰りました。



2001年10月24日更新  Copyright 2001 Hirosawa=Makoto