ふらふら 日記


■ 9月23日(日) 小川山 兄岩 快晴

 のんびりしていて出勤が遅れてしまう。 「アルパイン少女マミ 11d」にヌンチャクをかけながらアップすることにする。

 核心でチョンボ棒を使ってヌンチャクをかけていたら、上の方から私を呼ぶ声がする。 溝口さんのようだ。 恥ずかしいところを見られてしまった。 ホールドを確認し掃除して降りる。

 二回目は核心を越えたのに、最後のボルトの上で落ちてしまった。 少しムーブを間違えたけど行けるところまで行こうと声を出して登ったが、足の置き方が下手であと一手のところで落ちてしまった。 ロープ・バーンのオマケまでもらってしまう。 核心付近のムーブを確認してから降りる。

 日向ぼっこして十分に休んでから三回目。 こんどは思った通りに登れた。 今日は湿度が低く、気温も高くなく、ホールドの効き具合が一ヶ月前とは全然違う気がした。

 小野さんと思われる人を兄岩で見かけた。 駐車場で声をかけると、やはり小野さんだった。 小川山では 10a も難しいとのこと。 片足ではアプローチや徒渉なども大変だろうと思う。

■ 9月24日(月) 小川山 ソラマメ下部スラブと屋根岩2峰 快晴

「コグレ大サーカス 10c」をオンサイトする I さん。

 今日も日本とは思えないくらいの雲一つない青空が広がっている。 I さんの希望で屋根岩2峰へ行くことになる。

 途中のソラマメ下部スラブに寄ってアップする。 I さんは「甘食 10b」と「生木が倒れたよ 5.9」をオンサイトする。 私も続いてフラッシングする。 これでアップを終わりにし、屋根岩2峰に向かう。

 屋根岩2峰はソラマメ下部スラブから2-3分しかかからず、思っていたより近かった。 右か左かよく分からないと言って核心部で行ったり来たりしていたが、I さんは「コグレ大サーカス 10c」もオンサイトする。 次にやった「DDT 11a」は二回目で登っていました。

 私は「コグレ大サーカス」をフラッシングし、「DDT」もフラシングを狙ったのだけど、足さばきが下手クソでテンションしてしまいました。 ちゃんとフット・ホールドをよく観察してから取り付かないとだめだと反省する。 私も二回目で登る。

「DDT 11a」を登る I さん。

 そろそろみんな帰り始めたようで周りが静かになってきた。 ソラマメ下部スラブへ戻り、「スラブの逆襲 11c」で遊んで終わりにすることにする。

 I さんの一回目は核心を越えられないで降りてきた。

 すでに日陰になり、状態も良いので気合を入れて行く。 何とか二本目のボルトにクリップし、左足に立ち込みながら左手を伸ばす。 良いホールドをつかんだと思った瞬間にどちらかの足がはずれたように墜落してしまった。

 「うーん、もう少しだったのに。」

 I さんがトップ・ロープで遊んだ後で二回目。 失敗して落ちてしまった。 時間がないけど、もう一度だけやらせてもらう。

 今度は二本目のボルトまでクリップし、左足に立ち込み始める。 右手を返して左手を伸ばしていたら、右手のホールドがはがれて欠けてしまい墜落する。

 残念だったけど、やるだけやったので仕方がない。 不思議とさばさばとした気分だった。 上まで登り回収しておしまい。

 今日はスラブっぽいルートばかりの一日でした。 暑くない季節でホールドが効く状態ならスラバーになるのもいいな。



2001年9月27日更新  Copyright 2001 Hirosawa=Makoto