ふらふら 日記


■ 1月5日(金) 亀の甲岩 晴れ

 誰も行かない亀の甲岩へ I さんと行く。 本当に小さな岩場だけれど冬は暖かい。

 「おばきゅう(5.9 )FL」と「ブラック・カーペット(10a)OS」でアップする。 登られていないのでホールドを掃除しながらのクライミングになってしまう。

 次は、前からさわってみたかった「むかでの時めき(12b)」をやってみる。 二回やったけれど難しかった。 難しいムーブが何個も出てきて上部まで小さなホールドが続くルートです。 傾斜が垂直以下なので足に上手く立っていかないと登るのは難しそう。 ぜんぜん不可能という感じではないので、何回かやれば登れるかも?

 I さんは「キャッチ・ミー(11b)」をやってました。 できないムーブはないようなので、うまく続けられれば登れるでしょう。

■ 1月7日(日) 亀の甲岩 曇り後雪

 Seizo さんの都合が悪くなり、I さんと二人で亀の甲岩へ行く。 今日は曇りで、日がほとんどささなくて寒い。 「ミュータント・タートル(10a)OS」と「ストップ・ザ・フィンガー(10c)OS」でアップする。

 「むかでの時めき(12b)」は二回やって個々のムーブは解決した。 レッド・ポイント目指して三回目。 四本目のボルトまではクリップしたけどその上で落ちてしまった。 五本目の悪いクリップをこなし、最後の難しいムーブをして六本目のボルトにクリップすれば実質終わりなのだが、最初からずーっと同じような難しさが続くのでもたない。 傾斜は垂直以下なのでうまく足に立っていかないとダメだ。

 いつ雪が降ってきてもおかしくない天候だなと思っていたら、サーっと小さな氷の粒が落ちてきた。 I さんは「キャッチ・ミー(11b)」への最後の挑戦をする。 下部をインサイド・フラッギングを使ってうまくこなし、中間部でレスト。 ここから上が核心だ。 今は雪もやんでいる。 ザーっとまた氷の粒が落ちてきた。 それを合図にするかのように「いきます」の声。 デッド・ポイントとヒール・フックを使って上部のハングを越えていった。 ナイス!

 ふもとの集落あたりでは雨だったが、三島市街に行くと雪が激しい。 箱根の峠を登につれ本格的な雪になる。 目の前で車がスリップし回転してガードレールにぶつかる。 峠の頂上手前で渋滞になり、しばらく動かなくなってしまった。

 箱根新道がチェーン規制されていた。 驚いたことにスタッドレスはダメなんだそうで、渋滞で本当にのろのろの旧道を下るハメになる。 少し下ると湯河原方面への標識があったので、圧雪状態の椿ラインを走り湯河原を経由して帰る。 途中たくさん車がとまっていた。 小田原は雨で道路に雪はなかったが、厚木付近からはまた雪が積もっていた。



2001年1月12日更新  Copyright 2001 Hirosawa=Makoto