ふらふら 日記


■ 8月6日(日) 小川山・兄岩 曇り後雷雨

 10時頃に約三年ぶりの小川山へ到着する。 変な天気で、いつ雨が降り始めてもおかしくない。 テントを張って兄岩へ向かう。

 川を渡って林の中に入るとすごい湿気だ。 下部スラブはビショビショなので東面へ登ると、ふじさんがいた。 ここと北面と兄岩の上の方は乾いているそうだ。 上の方にある「もみじ(10a)」の取り付きに荷物を広げる。 登る準備をしようと思ったらポツポツ降ってきた。 まだ11時くらいなのに。 だんだん強くなるので荷物をまとめ、カッパを着て下山する。 雨の中でヌンチャクを回収しているふじさんは大変そうだ。

 山荘の前の東屋で雨宿りする。 昼飯など食べているうちに雨はやみ、少し晴れ間も見えてきた。 ボルダーしようということになる。

 まずはキャンプ場の中のボルダーでアップする。 簡単な課題を3つ登り、5級を一つ一撃した後で、クジラ岩へ行く。 かなりの人がいた。 6級のカチっぽい課題を試すができない。 そのうち、また、雨が降ってきて中断。 十分休んだあとでなんとか成功する。

 雨がだんだん強くなるのでボルダーも終わりにする。 激しい雷雨になり、ゴロゴロ、ピカピカの世界でした。

■ 8月7日(月) 小川山・左岸スラブ 曇り後雷雨

ジャーマン・スープレックス(10b) <写真右> 「ジャーマン・スープレックス(10b)」

 左岸スラブへ行く。 河原から登る「カンテ(10a)?」というルートでアップする。 終了点の二本のボルトを含め、一本目以外は全部ハンガーが緩んでいるので、ロワー・ダウンするときレンチでしめておきました。

 「ジャーマン・スープレックス(10b)」をフラッシュ狙いで登ろうとしていたら雨が降ってきた。 どんどん強くなるので、あきらめて初めから回収モードで行く。 回収して降りてくる頃にはザーザー降り始め、岩は見る間に河原の石みたいに濡れてしまった。

 東屋までもどり昼飯など食べる。 今日は雨が上がらない。 ボルダーの上から水が流れているのでボルダリングもできない。 あきらめて帰ることにしました。

 二日いて、登ったルートは一本、5級と6級の課題をやっただけでした。 アーア、という気分だけど、天候には逆らえないからしかたないか。



2000年8月9日更新  Copyright 2000 Hirosawa=Makoto