ふらふら 日記


■ 2月27日(日) 城山・ワイルドボア・ゴージ 晴れ時々曇り

 I さんと城山へ行く。 昨日はとても寒かったけれど、今日は久々に良い天気だ。 ワイルドボア・ゴージも午前中は風も弱く暖かかった。 しかし、午後からはいつものように風が吹きあがってきて寒かった。

 ワイルドボア・ゴージの一番下にある「城山物語(5.9)」と「ワイルドX(10a)」でアップすることにする。 「ポコチン大魔王」の取り付きあたりから下る部分は落石が起きやすく注意が必要だ。 平らな大岩の上でルートを観察する。 この上で昼寝したら気持ちよさそうだけど、ちょっと落石が恐くてできそうにない。

 「城山物語」は中間部の傾斜の緩い部分がランナウトしていて恐かった。 落ちたらタダではすまないだろう。 「ワイルドX」はハングを越えるガバのルートで、ボルトも近く、アップには良いと感じた。

 ワイルドボア・ゴージの下の方にはルーフっぽい傾斜の強い壁がある。 そろそろこういうのも登ってみようと思いルートを物色する。 このあたりで一番簡単なのは「フット・バイス(11d)」だけど、もろすぎる感じなのでやめにする。 出だしにルーフがついているけど最後が核心らしい「チャイルズ・プレイ(12b)」に触わってみる。

 一回目、大ハング・ドッグ大会で、なんでもありでとにかく終了点まで行く。 ちょっともろい部分があって若干汚いけれど、チョークの跡も付いていて、少しは登られているようだ。 二回目と三回目は、最後のボルトの手前まではなんとかノーテンで登る。 ここまでなら 11b 程度だろう。  でも最後のボルトにクリップできない。 その上、核心はクリップしてからの数手で私にはキビシイ。 左手の親指が硬直したようになって言うことを聞かなくなってしまった。

 最初のルーフの部分で力を使わないようにし、最後から二番目のボルトにクリップした後でうまく休み、その後で最後の部分に行くようにしないと RP は難しそうだ。 ルーフで通用するような技と力を身につける必要性を感じる。 やっぱり 7a に行くしかないか?

 そろそろ日も傾いてきた。 最後に I さんと一緒にチューブ・ロップの「パンク・ジャズ(12a)」を登る。 傾斜のないフェイス・ルートなので「チャイルズ・プレイ」とは使う筋肉が違うだろうという考えだ。 以前に二回さわっているので下部は問題なし、下部だけだと11a/b程度だろうか?  上部で落ちてしまった。 でもあまいホールドの代わりに一本指の穴を使うよいムーブを見つけたので次回にはなんとかなるでしょう。

 今日も一番最後になってしまった。 駐車場に着いた時には夜空の真ん中にオリオン座が見えました。



2000年2月29日更新  Copyright 2000 Hirosawa=Makoto