日記 H13年 8月から

8月1日
 今日は会社休みになる。夢に娘が出てきた、この仕事が忙しく子の事を考える余裕がなかった。
7月に町内の祭りがあった。のぞきに行った、若い女性が浴衣姿ですれ違う、生きていたら娘の浴衣姿が見れたであろうが、
浴衣をきる事もなくこの世を去ってしまった。出店で何か買って仏壇に上げようかと思ったが、その気にならない。

いつもなら開いていつ駄菓子屋が閉まっている。妻の話だと3日前までオバサンは元気だったと、何かあったのか・・・・・・?
娘が小学生ころまでよく通った店でもある。

8月30日
 昨日、1階の屋根のペンキを塗る。娘が泣くなる前の年に、二階に窓した手の届く範囲で、塗らせた場所を最後に、
残して、置いたが、昨日その部分を塗りながら下がったら、空が曇ってきて、雨がぽつぽつと落ちてきた。
慌てて残りの部分をぬる。そしたらそらが明るくなってきた、この雨は娘の涙だであろうか・・・・・・。
また亡き娘の痕跡がまた一つ無くなった。

9月 5日
 月命日に僧侶がきて、お盆にお寺の墓に、同級生たちがきて、しばらくいたそうだ。墓参りしてくれた皆さん
わざわざ娘の所にきてくれてありがとう。(家の方にもきてください、ゆきが・・・・・・)

仕事が休みで、近くの公園に遊びに行く、子供達が小学生の時、紅葉見に、息子はザリガニを捕りに行った。
公園である。静かで誰もいない、池にいる魚にご飯の残りをくれて魚を見る。池は濁り、鯉の数も少ない
子供たちと、きた時から比べれば、荒れている。

 息子がザリガニ釣りに付いて行った時、ちょうど夕方で、犬の散歩させている人がいる時間である。
ザリガニの餌がスルメであった。家で糸に餌を付けて持ってきたのだ。子供は釣り準備で道にその
スルメにが付いた糸を、置いていたら、ちょうど大型犬が来たのだ。犬はいい匂いがしたのか
その餌をパクリを食べてしまったではないか、飼い主が謝ったが、犬の綱をしっかり持ってくれれば
餌を食べる事もなかったろうに、犬は美味しかっただろう。此方としては文句の一言がいいたかった。
まさかザリガニ釣りで犬が釣れるとは思わなかった。
遠い遠い思い出になった。

9月 12日
 数日前にメールの返事を作成中に、テレビのニュースで、自殺した親子の事が流れたが、
もっと楽しいニュースを、流してもらいたい、自殺者多い県だから、この様な暗い
ニュースは流さないように、してもらいたいと思うのだが・・・・。

9月 24日 写真
 昨夜に娘の部屋を見たら、まだ現像されていない、フイルムが見つかった。箱には1998年が使用期限で有ると
表示されていた。けさ自転車で写真店に向かう、途中で小路で少女、小学1年位子供がウロウロしていて、車が近くに
いて危険だと思いつつ、写真店に向かう、11時ころに出来ると言うので、来た道を戻ったらまだ、先ほどの子供がいて
この辺で「ピノキオ」と言う店が有りませんかと、聞いてきたのだ、その店は小路の右側に有るよ教えた、
娘もこの子供みたいな時があったが、様々な思い出が思いだされた。
その子の後を付いて歩きながら、何か買いに行くのかとの、質問に友達の家に遊びに行くだとの返事、ビニール袋に
遊ぶ物が入っているようだ。上手く子供が店にたどり付くのを見ながら、家に向かうが自分の娘ことが懐かしく、また
悲しく思い出された。
 11時ころ写真を取りにいく、そしたらフイルムの最後が裂けたのいうのだ、古くて裂けたのであろう。
家に帰って良く見ると、中学3年このろ1998年ころ撮影された物ではないか、まだ高校生の感じではない、
コマは自分を大きく撮ったのがピンボケで、裂けたコマは、布団で横のなった姿でピントが甘いくなんとか見られるが、
下の方に裂けた黒い線が入っている。生前に全部現像にだして、見せてやれと思っていたが、1本のフイルムだけが
見せる事が出来ず残念である。仏壇には置いたが・・・・・。

9月26日 大型店
 昨日近くの大型店に久しぶりに行った。景気の低迷で3文字の倒産した店である。中は撤退した店が有って、何時もの
賑わいがない、娘が中学の時に出来た大型店である。家族4人でショッピング、食事と思い出がある場所でもある。
病気になってからも、夕食、退院祝いの食材を買いにきた場所でもあるが、店の装うが段々変えられて、また思い出の
一つが無くなりそうである。
 もしこの店が無くなったら近くの店が無く不便になるのだが、名前を変えて営業をして欲しいと、願っているが、
どうなるか、娘との思い出もある所だから、このまま続けてほしい。

9月29日  悲しい知らせ
 娘のと同じ中学校だったが、娘が亡くなってから、焼香に来てくれた、その時は私もしたのでもぼえているが、
その女性が、妻が貧血で病院に行った時、会ったのは、娘が亡くなった年である。
その女性に会ったと教えてくれたが、車椅子で傍に彼氏が付いていた言うのだ。      
 髪が茶色の染めて、娘と比べれば大人に成ったと関心していたが、
今日仕事から帰ってきたら、その女性が昨年亡くなったそうだ、活発で元気な幼児期を見ているので、
意外な気がした、病気の事で悩んだのか、彼氏と関係が上手く行かなかったのか、
心が重くなる出来事である。冥福をお祈りします。何で死を急ぐのか、やり切れない気持ちが・・・・・・。
今度は明るい話題を載せます。

10月3日 時計
 今朝おきたら、居間の時計が止まっている、1時を指している。今日は娘がこの世を去って、1年6ヶ月になった。
時はドンドン進み、娘の思い出もだんだん薄れていきそうだ。時が止まれと言う様に、今日に時計が止まったのだろか、
木の枠の時計で、娘が小学生の頃買った物だ、この時計を見て学校、修学旅行、病院に帰るときなど、様々な大事な
時見て行動して時を刻み、何回ともなく一日見上げた時計である。また娘の思い出の品が無くなってしまった。
時計は、電池でなく基板腐食して止まったようだ、新しい時計を掛ける予定である。何故今日に止まったのか
不思議な気がする。(近く写真を追加する予定である)

10月22日  講習会
 数日前にある講習会に行って来た。そこは娘が小学生の時、子供の日に何度も行った館である。
午前中のせいか、遊んでいる子供が少ないが、講習会に参加する、背広姿の男たが沢山いる。
その事務室の近くに忘れ物コーナーがあり、ガラスのケースに様々な物が、置いてある。その中には
娘と同じPHSが置いて有った。帽子、ゲームガード、手袋など、2段のケースに溢れんばかりに入っている。
此処を見ていると、娘と来た思い出が、この中に詰っているようで、何度も見返ししたが、思い出に
つながる様な物が無いが、休憩時間に何度もケースを見て、離れがたく・・・・・・。
 5時過ぎ終って、居ない分かっていても、ファーストフードにより、娘が好きだったポテトとハンバーガーを
買って家に帰ってきて、娘の名前を玄関で呼んでみたが・・・・・。

10月30日 ストーブ
 今日は会社が休みで家の事をする。こちら北国は朝夕は暖房が離せない季節になってきた。
白いものが降ってくる前に、煙突付きのストーブを備え付けする事にした。温風式では寒くなってきた。
外に煙突を付けて、ストーブを掃除して点火したら、娘の事が思い出された。赤く燃える炎を見て
娘は何を考えたのであろうか、自分自身の命が燃え尽きることを感じとったのか、子がストーブのそばに
居ても掛ける言葉が無かった。今年の冬も家族3人の心も温めてくれる。娘が亡くなったから2度目の
冬が近くまできている。

11月11日 修学旅行
 この頃何か、忘れ物したような気がしたが、2年前に娘が高校2年生で、修学旅行に行って帰ってきた日である。
自分で買ってきた、お土産が主を亡くしたがまだそのまま置いてある。
京都と長崎から送った宅急便のから箱が、捨てないでまだある。送り状の字がいくらか薄くなったような感じがする。
そうだ、天気今日みたいないい天気だった。
HPを昨年から開設して、だれも訪問者がいないと油断していたら、掲示板に書き込みがあって慌てました。
皆さんに頼んで、リンクをさせてもらいました。有難う御座いました。

平地は紅葉が進んで、イチョウの葉が黄色く鮮やかになってきました。落ち葉が道路にたくさん落ちています。
この前に、会社に早くでたので、昼過ぎに家に帰ってきたが、何か物足りない、そうだ娘が、居たのだ平日に
早く帰って来たときは二階に、寝ていた時があったのだ。冷たい家に中は静かで、娘の声はしない。


12月10日 おみやげ
 娘は隣県に私が出張に行くと、牛タンをお土産に買ってきてと頼まれたのだか、狂牛病の騒ぎがおきてしまった。
上司が東京の会議に出たので、お土産に人形焼きを買ってきた。昔は雷おこしで有ったが、その後はヒヨコのお菓子で
あったが、今は人形焼きに変わった。
 
この地でのお菓子のお土産は、まんじゅうから、餅菓子、いや豆菓子になったしまった。このお菓子と似た物が
親戚に遊びに行ったら、九州のお土産として有ったのだ、その後、当地で販売している。
味も形も似ている、製造しているのは地元の業者である。東京の人は、南と北のお土産が類似していて
驚いているだろう。時と共にお土産も変わるのであろうか?


12月13日 パソコン
 娘が使用していたパソコンは約3年前の物だが、古くなったので、ある部品を買って取り替えたら、昨年買ったパソコンより
性能がアップしたのだ、俺が買ったのは新品で20万円以上した物だが、どうしてか?
雑誌に市販のメーカーパソコンは発売6ヶ月前に設計された物だと書いてあった。(今はもっと早いか?)そうすれば
市販される時は、古くなっているのだろう、自分で組み立てしたパソコンが一番良いのか、性能的にも、でも
ソフトが沢山付かないと言う問題がある。
 知人宅のパソコンが調子が悪いと見に行ったが、ハードデスクが壊れていて、カチカチと異常音がした。
自社製のハードデスクでなかった。購入して3ヶ月である。その後に、プリンターの設定に行く、今度はスピーカから音が出ない
左のスピーカからである。配線が切れたか、半田 が取れたか、2回も壊れるパソコンは買う気もしない。
だか、ゲームソフトが沢山付いて来るのが魅力的である。

古いパソコンを部品交換して性能アップすると、娘が使用物がから遠ざかり、いっそ新品を購入したほうが良いのかもしれない。
亡き娘がメールしたパソコンはそのまま保存した方が良いかもしれないが、部品交換して見たい気もする。