第一話・毒電波戦隊デンシマン登場!!!




まず最初に、以下の文は私ことH.M.B.の爆発的な妄想噴出力、すなわち爆妄力の賜物であることをご理解願いたい。私は、以下の内容を100%本気で信じているような危険人物ではないのでその辺り誤解されることのないように。


それを踏まえて。



非常に唐突で申し訳ないのだが、実は私は『毒電波戦隊デンシマン』の一人、デンシピンク(以下ピンク)である。地球の平和を守るためかどうかは不明だが、とりあえず局地的及び突発的に毒電波を吐き出しつつ、ふらふらと日々を過ごしている、いまいち存在意義のわからない奴なのだ。


ここでいきなり、存在そのものを自分自身により否定されかかっている私。だが妄想世界と現実世界を頻繁に行き来する者達にとっては日常茶飯も同然である。なぜなら妄想とは一歩間違えば現実への帰り道を失ってしまう可能性のある、ベリィベリィデンジャラスな行為。


まさに、素人にはお勧めできない、諸刃の剣。



まあ、妄想の存在意義についてはまた別の機会に。





で。


さしあたって、私は『毒電波戦隊デンシマン』に所属しているピンクだということは了解していただかないと話が進まないので、御協力いただきたい。



さて、この『毒電波戦隊デンシマン』という怪しい名称の団体だが、当然私以外にも隊員(「戦隊」というくらいなのでこの呼称を用いてもおかしくはないはず)が存在する。


勘のいい皆さんはおわかりだと思うが、念のため挙げてみる。まず私ピンク、それからデンシレッドデンシブルーデンシイエロー、そしてデンシグリーンピンク同様、それぞれ以下レッドブルーイエローグリーン)である。この5人を簡単に紹介してみたい。




デンシピンク

隊員の中ではおそらくもっとも毒電波の最大出力が大きい。はじめの計画ではレッドだったが、とあるハプニングのため現在のレッドと色が入れ替わってしまった。そのため、心の底でレッドを一方的に恨んでいたりいなかったり。



デンシレッド

デンシレッドといっても、むやみに赤いわけでもリーダー的存在というわけでもないが、かなりの素質を持っていると思われる。実際、廃人度ではピンクと一、二を争う。また、一時期、昼飯にインスタントのヤキソバばかり食べていたため、ピンクから「ヤキソバ」というありがたいニックネームを授かり、レッドの意向とは裏腹にそのまま定着する。が、それが原因でレッドが凹んだため、最近は使用を控えられている。



デンシブルー

隊員の中ではもっとも良識があると思われる。だが、時折見せる暴走から推測される内に秘めた潜在能力はなかなかのもの。イエローからよくおもちゃにされるかわいそうな人。車好きらしい。ちなみに、アルコールが入ると暴露魔人へと変貌する。



デンシイエロー

隊員の中ではムードメーカー的な傾向が強い。理系、特に数学が得意(相対評価)なため、レポート提出期限が近づくと大して仲が良くない奴からも頼りにされてしまう難儀な御仁。そのさまは、量産型ザクに群がられるガンダムの如し。また、COCO壱番屋でカレー1,300gを20分以内に完食できる男。このほかにも数多くの特殊技能を持つ、いろんな意味で多才な人である。当然、毒電波度も高い。



デンシグリーン

普段からどちらかというとクールで、未だに謎が多い。でも実は映画に詳しい。たまに意味不明な行動(自称)をとる。よって、多少は毒電波に侵されていると推測される。ピンクの近所に住んでいるらしい。酒を飲むと饒舌になるタイプ。



この5人は基本的には常に一緒に行動して、辺りの毒電波濃度の向上に励んでいるのだ。






さて、それでは先ほどから頻繁に使われている『毒電波』という言葉の定義を知ってもらいたい。





どくでんぱ【毒電波】

電波の一種で、特に宇宙から地上へと降り注ぎ、人体に影響を及ぼすものを指す。
毒電波は人体に侵入すると、各種神経細胞を励起させ、幻覚、幻聴、或いは行動異常を発生させる。

(裏広辞苑第五版より引用)





一説によると、この『毒電波』を自在に操ることが出来る人間もいるらしいが、幸か不幸か我々には そのような能力を持つ者はいない。
私達の場合どちらかというと、「毒電波にやられたカワイソウな人達」という意味合いの方が強いと思われる。


では、我々がどのくらい毒電波な奴らかを知っていただきたいが、時間の都合上、残念ながら今すぐというわけにはいかない。よって、また追々紹介させていただくということにしたい。









次回予告!!!



平和だった五人の生活が一変。壁に現れる古代文字、脳に響く怪音波!!!
密室で行われる謎のセミナーの秘密を暴け!!!!!
イエローブルーの右手がうなる、そしてレッドが寝る!!!



次回、第二話・哀愁の電気回路!!!














………………………、以上の文を読む限り、私には次のような竹が生えているようだ。



もうそう-ちく 【妄想竹】

 イネ科の多年生常緑竹。大脳皮質原産。主に妄想をする人間の脳内で栽培される。脳内に生えるタケでは最も大きく、高さ12ミリメートル、径20マイクロメートルに達する。筍は食用。皮は紫褐色の毛が密生し、食物を包むのに用いた。まれに開花する。


(裏大辞林第二版より引用)









最後に。









過度の妄想はあなたの人生を著しく損なうおそれがあります。


妄想は二十歳になってから。