シルバーの三日間  計画

 

 
日目

・教室へ行き、窓を開ける。

・花を飾る。

・黒板にメッセージを書く。(折句で)

「ひとり一人が
 自分の力を出し切り、
 学校の中心になって
 たすけあおう
 なかまとともに
 思い出をたくさん作って
 みんなが笑顔の卒業式を目指そう

・提出物についても、黒板に書く。

「宿題や通知表は先生が来るまで出さないで持っていてね。」と書く。あとで、まとめて集める。

    教室待機の時間が長そうだったら、百人一首を覚えておくように指示する。

夏の歌を中心に。

「風そよぐ 奈良の小川の夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける」

「夏の夜は まだ良いながら明けぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ」

 

始業式

    あいさつの仕方、声の出し方などよく見ておく

    服装や表情に変化がないか確認する

(朝、教室でも子どもの様子を良く見ておく)

・教師も元気にあいさつをする

・靴箱の確認

 

学級会

    出席を取る。返事をしながら、夏休みの思い出を一言言わせる。

「はい。ぼくは、夏休み〇〇に行きました。〇〇が楽しかったです。」

    始業式の態度についてほめる。

 

    暑中お見舞いの返事のお礼を言いながら、あいさつの話。

「〇〇さん、〇〇くん・・・。この人たちが何で呼ばれたかわかりますか。校長先生があいさつをしたときにしっかりとあいさつができていた人です。

 

あいさつには、おはよう、こんにちは、こんばんは、ありがとうなどがありますね。大きな声で、相手に向かってしっかりあいさつができる人は勉強ができるようになると以前お話しました。それができていた人です。拍手。

 

もう一つ、うれしかったことがあります。終業式の日に下駄箱で、『先生、一学期ありがとうございました。二学期もよろしくお願いします。』と言って帰った人が10人います。先生はとてもとてもうれしかったです。

年生も、〇先生にお礼を言っていました。近くで聞いていてもすごくうれしい気持ちになりました。人と人が向き合って気持ちを伝え合うことは大切です。あいさつは人の心を温かくするものです。

 

実は、あいさつには、声を出すもの以外にもう一つあります。わかりますか。人からもらったものややっていただいたことに対してのお礼状、お手紙に返事を書くこともあいさつに含まれるのです。今まで、色々な勉強で、地域の人たちにお世話になるたびにお礼状を書いてきたのはこういう理由があるからです。手紙は残りますね。見ると思い出します。うれしさが持続します。これもりっぱなあいさつなのです。昔の人は、季節ごとの手紙でのあいさつを大事にしたそうです。

今はメールでのやり取りや電話でのやり取りが多いですが、生涯にわたって、長く友達関係が続いている人は、お手紙でのやりとりがしっかりできている人です。

大人から見て、この人は礼儀正しいな、と思うのも、お世話になったことをしっかりとお手紙などでお礼することができる人です。

暑中見舞いや年賀状に対して、このクラスはしっかりと返事を書くことができる人が多いので、うれしいです。これから大人になっていくために大事なことです。自然にそういうあいさつもできる人になるといいですね。」

 

    提出物を集める。

「これから、一つずつ宿題や提出物を言っていきますので、机の上に重ねてい
きます。おくときに名前が書いてあるかを確認しましょう。忘れたものがあっ
たら、そのままぬかして、上に重ねていきます。」

TOSS相模原 [山登り」8月号 瀧尾恵美子氏実践追試)
「通知表」「健康の記録」『印鑑は押してありますか、一言書いてありますか』

「漢字ノート」「夏休みの記録」「作文」「読書」

「自由研究」「計算スキル用ノート」『丸付けをしてありますか?』

「それ以外」(保護者からのお手紙などあった場合)
「これから、一方通行で名前順に、重ねたものの上から、教卓に出して行きます。」
→混乱がないように、男子、女子からなど少しばらす。

「忘れたものがある人は、あとで聞きます。」

    忘れ物の確認「明日はもってこようね」

    教科書を配る(記名、表紙をしっかりとアイロンのように折る)

    記名した面を上に向けて、黒板に向ける「丁寧に書ける人はえらい」

    持ち物チェック
(
雑巾、防災頭巾、筆箱の中身、はんかち、ちりがみをチェック一週間続けることを
話す)
・ おたよりをわたす。

    ルールの確認(日直の仕事と係の仕事が徹底できない部分があったため、
もう一度
確認する。)

1、日直の仕事の確認

    (あいさつ、司会、欠席者分の係の仕事、帰りまでにできてなかった仕事を
     代わ
りに行う。チェック表につける。先生に出す。できなかった場合は、
     日直を何日でも続
けることにする。)

2、 今まで席替えは二ヶ月に一回だったが、日直が一巡したら席替えとする。
  つまり、できない子がいると、ずっと席替えがのびてしまう。日直にも係の
  子にもチェック機能を働かせる。

3、給食の着替えも、準備も一分という話だったが、確認せずにばたばた一学期
を終えてしまった。いつものんびりで時間がかかったので、もう一度確認する。

4、係の仕事を決める

必要な係、一学期仕事がほとんどなかった係を出させる。希望のところにネーム
マグネットを貼っていく。

決まったら、通知表に係の仕事を記入していく。

 この日は、引き取り訓練があるので、このあたりで、時間になってしまうと思われる。帰り
 の準備をしながら、自由研究の発表、授業びらき、席がえは次の日に回すことを確認する。

 

2日目 

  前日で、ルールなどの確認を終えたので、それができているかを確認、評価する。

前日に提出物の忘れがある人は、かごと名簿を出しておき、チェックさせる。

    朝自習の指示をする→写しまるくんをやって、集中させる。

国語

 

    夏休みの作品を発表する→作文の宿題にアウトラインを提示して、出しておく。
一人
30秒程度。

のりしろ

 

名前

作品名

工夫したところなど

先生からの一言

先生からの一言は、発表を聞きながら色画用紙
(裏に両面テープ)を短冊状に切ったものに赤
のペンで太めに書き、その場で先生からの一言
の部分に貼るようにする。

指名なし発表。上の紙を書いた子、希望者から
どんどん前に出して発表させる。
 











学級会

    席替え→くじ引きで行う

    図書室の本の返却

    五色百人一首

道徳

    リセットと努力の話 2学期の目標 具体的な数値を入れて書く。(いつまでに、どれくらい)

(クラスに、いつでも「おらだめだ、おらできない」を口癖にしている子がいる。でき
 ないわけではなく、自信がない部分が大きいので、新学期は自分を変えるチャンスで
 あるということを伝えたい。)

算数

    ノートスキルをやりながら、一学期の復習を行う。

    持ち物チェックを行う。

 

3日目

 

・朝自習 写しまるくんを行う。緊張感と、集中力を高める。

 

国語

    暗誦の復習→一学期にやったもの、前日に課題にしたもの

    漢字の文化→二学期に習うものを中心に行う。

 

社会

 

    時代名、人物名、などのフラッシュを行う。→復習をかねて作成する。

 

  あとは、授業開きを随時行っていく。