小学校二年生 黄金の三日間 二日目

 

朝     教室で子どもたちを待つ。

      窓を開けてくれた子、電気をつけてくれた子などをほめる。

      「自分から仕事を見つけてするなんてえらいね。」

 

職員朝会  座席は、名前順で座らせる。荷物は机に入れない。

ロッカーに名前シールを貼ってあるので、自分の場所にしまわせておく。

子どもたちに、静かに教室で待つように黒板に指示。

 

→教室へ行くと、全員が静かに姿勢を正して、黒板を見つめていた。決して、教師が

来ていることには気がついていない。驚いて、思いっきりほめた。

 

みんなは、二年生になりました。今ね、先生が来たときに、みんなきちんと静かに待っていましたね。先生はとてもびっくりして、うれしかったです。さすがですね。

昨日の、歓迎会もね、新一年生のお母さんたちや校長先生たちがとっても上手だったよってほめていました。よかったね。

二年生になると、一年生にいろいろと教えてあげたり、自分たちでしなくてはならないことも増えてきます。でも、今日のみんなを見ていたら、きっと大丈夫だと思います。

できなかったことが少しでもできるようにがんばりましょう。先生も応援します。

最初に、先生からのお願いです。去年と同じです。

@    椅子を入れよう

A    靴をそろえよう

B    返事をしっかりしよう

C    あきらめずに最後までがんばろう   です。

 

指示1   では、健康観察をします。頑張るぞという気持ちをこめて、元気に挨拶をしましょう。

大きな声でできていたら、ほめる。「良い声!」「元気になれる返事!」

指示2   よくできたね。次は、机といすを決めます。机の大きさがいろいろなので、まず、教室の後ろに背の順に並びます。静かに並ぶのですよ。どうぞ。

机と椅子は、前日までに、小さいものが前に来るように並び替えておく。

後ろに並ぶときに、椅子を入れていない子をチェックする。「○○くん、椅子

が入っていませんよ。」

 

指示2   静かにならべましたね。次は、前の人から、順番に机に座っていきます。男子は廊下側、女子は2列目から座っていきます。

      ○○くんと○○さんからどうぞ。

 

指示3   全員が座りましたね。いすの高さをもう一度確認してごらん。座ったときに、足が床につきますか。

 

指示4   ロッカーの荷物を持っていらっしゃい。今座った机と椅子が、これから一年間使う椅子と机です。大事に使いましょう。

 

指示5   席替えをします。どんな方法でしますか?

今までの経験で、お見合い方式かくじ引きが出てくるだろう。それを尊重する。

席替えを行う。席を移動させて、班を決定する。班長、副班長を決める。

 

指示6   お隣のお友達に、「よろしく」とごあいさつしましょう。

 

指示7   次は、係決めです。一年生のとき、みんなが一生懸命仕事をしてくれたので、先生もうれしかったし、みんなも気持ちよく過ごせましたね。これは、いらない、他にこんな仕事があると良いなと思うものがあったら、言ってくださいね。

 特に、意見がなかったので、昨年どおりとした。

テキスト ボックス: こくばん 2
こくばん日づけ 1
クリーナー 1
くばり 3
体いく・音がく3
はいぜんだい出し1
はいぜんだいふき1
でんきつけ、けし2
ほけんカード2
せいりせいとん2
ソート・としょ2
手つだい1
まどあけ2
まどしめ2
お手つだい2
ごみ捨て 2

 

 


黒板に、係名を板書。希望を聞く。希望の場所にネームを貼る。多いところは

じゃんけん。決定後、チェックの仕方を指示。

→仕事が終わったら、ネームをひっくりかえす。

→仕事がない日は、ごみ拾いをするかお手伝いをすることで、ひっくりかえして

よいことを確認する。

指示7  一学期、お仕事よろしくお願いします。

 時間があれば、給食、日直のルールや仕事の確認。

@        日直 朝勉強、名札確認、係の確認

A        給食 手伝い係がみんなの給食を配膳する。(自分の番号と同じ班)

 

教科書配布   教科書を運んでくれるボランティアを募る。

24名が手伝いに来る。断る理由もなかったので、教科書、ノートなどを

小分けにして、手伝ってもらった。

 待っている子は、自由帳。

    教科書を配布したら、もらったか、一冊ずつ、確認。

折り目をしっかりつける。

    真ん中、表紙、裏表紙、4分の1、4分の3のところ。

    アイロンがけは去年から行っているので、確認しながら各自やらせる。

    学校おきの教科書は、自分で名前を書かせて、集める。

 

 

道徳  努力のつぼの話をする。終わったら、1学期のめあてを書く。

    生活面と学習面について一つずつ、できるだけ具体的に書けるようにする。

    「○○ができるようになりたい。だから、毎日、○○する。」

     →とても丁寧な字でかけている子が多かった。決意の表れ。

 

国語  漢字輪郭カードを使って、漢字を読ませる。

    一年生の漢字をプリントで確認する。(うつしまるくん)

    →「うつしまるくんをしてから、書くのが好きになったよ。」と子どもの声。

初めての採用で、一回しか取り組んでいないのに、この効果はすごい。

    五色百人一首を行う。(今年度は、毎日行うことにしている。)

 

帰り  翌日の予定、持ち物を連絡帳に書く。

    →これも丁寧に書けている子が多かった。

    さようなら。じゃんけんで勝った子から帰る。