小川里美(ソプラノ)& 野原みどり(ピアノ)
デュオリサイタル
SATOMI OGAWA & MIDORI NOHARA
DUO RECITAL
2013年4月5日(金) 開場18:15 開演18:45

 アーン/クロリスに、私の歌に翼があったなら
 フォーレ/月の光 Op.46-2、夢のあとに Op.7-1
 ドビュッシー/月の光(ピアノソロ)
 ドビュッシー/マンドリン、美しき夕べ
 プーランク/「ルイ・アラゴンの2つの詩2つの詩」より “C(セー)の橋”
 プーランク/「メタモルフォーゼ」より “君はこんな人”
 プーランク/「愛の小道-ワルツの調べ」

 グノー/歌劇「ファウスト」より “なんと美しいこの姿”(宝石の歌)
 ビゼー/歌劇「カルメン」より “何を恐れることがありましょう”(ミカエラのアリア)
 ワーグナー(リスト編曲)/楽劇「トリスタンとイゾルデ」より “イゾルデの愛の死”(ピアノソロ)
 ヴェルディ/歌劇「シチリア島の晩鐘」より “ありがとう、愛する友よ”
 ヴェルディ/歌劇「アイーダ」より “勝ちてかえれ”
 ヴェルディ/歌劇「オテロ」より “泣きぬれてさびしい野にただ一人歌う”(柳の歌)、“アヴェ・マリア”

元ミス・ユニバース・ジャパン。舞台における圧倒的な美しさで聴衆を魅了。欧米での活躍も目覚ましいソプラノ歌手小川里美と、豊かな音楽性で定評のあるピアニスト野原みどりのプラチナ・デュオ。幅広いレパートリーの中から、軽妙なトークを交え、楽しいプログラムで浜松音楽友の会発足30周年記念の春を飾る華やかなコンサート。


小川里美(ソプラノ)
 東京音楽大学音楽学部音楽学科声楽演奏家コース卒業。大学在学中に1999ミス・ユニバース・ジャパンに選ばれ、任務のため一年間休学する。同大学院音楽研究科修士課程修了。在学中に留学生特別奨学金を得て、オーストリア・ザルツブルグに留学、モーツァルテウム国際サマーアカデミーにおいてM・リポヴシェク、A・ブルクシュタラーの両氏に師事しディプロマ修了。新国立劇場オペラ研修所6期生修了。2005年にメゾ・ソプラノからソプラノに声種を変え、更にレパートリーを広げ、舞台人としての可能性を伸ばした。06年に文化庁新進芸術家海外留学制度奨学金を得てイタリア・ミラノに留学、V・スカレーラ、P・ケラーの各氏に師事。 現在はアジア・ヨーロッパで演奏活動を行ない、日本国内のみならず、欧米での活躍が期待されるソプラノ歌手である。 これまでに、オペラ「魔笛」の侍女U、「ドン・ジョヴァンニ」のドンナ・エルヴィーラ、「コジ・ファン・トゥッテ」のフィオルディリージ、「セヴィリアの理髪師」のロジーナ、「椿姫」のヴィオレッタ、「ラ・ボエーム」のミミ、「つばめ」のマグダ、「こうもり」のロザリンデ、「メリーウィドゥ」のヴァランシエンヌ等を演じ、アレーナ・ディ・ヴェローナ・オーケストラ、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、京都市交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢などと共演した。 また09年1月には、イタリア・ヴェローナのテアトロ・フィラルモニコにおいて「トゥーランドット」のタイトルロールでイタリアデビューし、「理想的なトゥーランドット」と好評を博した。09年、シャネル・ピグマリオン・デイズ参加アーティストとして1年間定期的にソロコンサートを行い注目を集めた。10年3月には、在トルコ日本国大使館の招聘により、トルコ国内4ヶ所で演奏を行い、同年9月には再度招聘を受け演奏会を行なった。10年11・12月に国内4ヶ所でヴェルディ「椿姫」ハイライト演奏(指揮・井上道義)、11年1・2月、東京・京都で行なわれたマスカーニ「イリス」にタイトルロールで出演し、可憐な舞台姿と情熱的な歌唱で絶賛を受けた(東京:読売日本交響楽団、京都:京都市交響楽団)。また、同年8月には、イタリア・トッレデルラーゴにおいて上演された第57回プッチーニ・フェスティバル「トゥーランドット」にリュー役で出演。レパートリーはバロック音楽からヴェリズモ・現代音楽までと幅広く、イタリア・ドイツ・フランス歌曲作品も研究する。
 第19回日本声楽コンクール第三位。第44回日伊声楽コンコルソ第三位。09年トゥーランドット国際コンクール優勝。
 これまでに鈴木靖子、高橋啓三、成田繪智子、野村陽子、M・レアーレ、横山修司の各氏に師事。
(写真:Kei Uesugi)

野原みどり(ピアノ)
 1987年第56回日本音楽コンクール・ピアノ部門第1位、増沢賞・井口賞受賞。東京藝術大学を首席で卒業後、90年パリ、エコール・ノルマルに留学。第42回ブゾーニ国際ピアノコンクールにて、1位なしの3位入賞。併せてリストエチュード賞受賞。翌年ブダペスト・リスト国際ピアノコンクールにて、2位入賞。第23回ロン=ティボー国際ピアノコンクールにて第1位受賞。この受賞によって一躍注目を集め、パリを始めヨーロッパ各地及び日本国内でコンサート活動を開始。
 ロリン・マゼール、小澤征爾など世界的指揮者に認められ、94年は、ロリン・マゼール指揮フィルハーモニア管弦楽団(巨匠マゼールと世界のオーケストラシリーズ)小澤征爾指揮新日本フィルと協演。95年にはマゼール指揮のピッツバーグ交響楽団に招かれ、プロコフィエフの協奏曲第2番を協演。ピッツバーグ・トリビューン紙面で「まるでプロコフィエフが彼女のためにこの曲を書いたようだ」と絶賛された。97年、マゼール指揮フィルハーモニア管弦楽団(巨匠マゼールと世界のオーケストラシリーズ)と協演、好評を博している。ベルリン・フィル・ヴィルトゥオーゾ、プラッソン指揮/ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の日本ツアーではソリストを務め、アンサンブル・ウィーン=ベルリンの日本ツアーでも共演者に選ばれている。
 また、国内の主要オーケストラの定期公演にも次々と登場、98年には高関健指揮大阪センチュリー交響楽団の定期演奏会でラヴェル「左手のためのピアノ協奏曲」と「ピアノ協奏曲」を弾き好評を博した。2001年3月に岩手と東京において、ラヴェルピアノ独奏作品全曲演奏会を、03年10月にはヴィオラの名手ジェラール・コセとのジョイント・リサイタルを行い、いずれも高い評価を得た。 06年1月には中国の武漢交響楽団に日本人としてはじめて招かれ、ベートーヴェン「皇帝」を演奏。現地のマスコミにも大きく取り上げられた。最近は、NHKの放送収録「ぴあのピア」や、サクソフォンのC・ドゥラングルとの共演など活躍の幅を広げている。
 CDはこれまでに、「ラヴェル:ピアノ作品全集I,U」などに加えて、05年に「月光」(アウローラ・クラシカル)等多数リリース。 現在、京都市立芸術大学准教授。
 これまでに深沢亮子、高良芳枝、故ジェルメーヌ・ムニエの各氏に師事。
(写真:武藤章)

「あゆみのページ」へ戻る