(市)ジスカ01近況

 ジスカ01の近況をお伝えします。


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平成15年08月27日(水) (H)(ノーザンファーム空港)502`。
ここまで1ヶ月様子を見てきましたが、遅々として回復傾向が見られないため、8月初旬にエコー検査を実施しました。その結果、左前脚の裏筋に打撲性と思われるダメージを受けていることが判明しました。
外面の腫れ自体は徐々に治まりつつありますが、内部に違和感が残っていることから、引き続きウォーキングマシーンのみの調整を行っています。
近々ダメージがどのくらい回復しているか、エコー再検査を行う予定です。
平成15年07月25日(金) (H)(ノーザンファーム空港)496`。
6月頭に打撲したことにより発症した左前脚の腫れは治まってきていますが、100%回復した状態と言い切れないため、引き続き様子を見る意味で1日30分のウォーキングマシーン調整と放牧のみを行っています。
徐々に状態は良化してきていることには間違いないのですが、少々回復度合が遅いことから、念のためエコー検査を行うことも検討しています。
平成15年06月27日(金) (H)(ノーザンファーム空港)502`。
15−15の調教まで進み、入厩前調整のため、山元トレセンに移動する予定もありましたが、移動日の直前になって左前脚に腫れが生じてしまいました。
6月7日に念のためエコー検査を行いましたが、腱に異常はなく、どうやら管を保護するプロテクターがズレ、調教中に当たってしまったことによる打撲でした。
腫れは治まってきていますが、まだ完全ではないため、現在は放牧とウォーキングマシーンによる調整にペースを落としています。
腫れが引き次第、乗り運動を再開することになります。
平成15年05月27日(火) (H)(ノーザンファーム空港)489`、体高164a、胸囲186a、管囲20.5a。
現在は屋内坂路(750b)で1本目ハロン20秒、2本目ハロン18秒のキャンターを行っています。
また週に2回はハロン15〜16秒といった速めのキャンターもこなしています。
先日管理予定調教師が同馬に跨り、「背中が良く、いい雰囲気を持った馬」となかなかの好感触で話していました。
速い調教を取り入れたことから馬に気合が入ってきており、いかにもエンドスウィープ産駒らしく、卓越したスピードとパワーを披露するようになってきました。
また長所としては真っ直ぐ走れるということも付け加えておきたいと思います。
気性的、血統的、また現在見せている走りからいかにも新馬向きのタイプとの声も挙がってきました。
平成15年04月24日(木) (H)(ノーザンファーム空港)477`。
屋内坂路(750b)に入ってからも順調に調教が積まれており、現在は1本目ハロン20秒、2本目ハロン18秒のキャンターで上がっています。
また4月中旬より新しい調教環境に慣らす意味合いもあってユーロトラックコース坂路で軽めのキャンター調整を行っています。
坂路でペースを上げるのに伴い、必要な筋肉がついてきたことは勿論、スピード感満点の走りを披露するようになってきました。
また騎乗スタッフもこの馬の丈夫さには舌を巻くものがあります。
丈夫ということは調教を順調に行える訳で、更に力がつき、競走馬らしい体型に変わっていくことは必至と言えるでしょう。
このまま順調にいけば夏競馬でのデビューも可能な1頭と言えるでしょう。
平成15年03月20日(木) (H)(ノーザンファーム空港)469`。
3月15日にエクセルマネジメント厚真トレセンからノーザンファーム空港牧場へ移動しました。
厚真トレセン在厩中はダク400b、キャンター1600bを行っていました。
ここにきてエンドスウィープ産駒らしい変わり身を見せています。
馬体重は増加傾向にあるもののスッキリとした馬体造りになり、空港牧場の坂路調教にも耐え得る態勢が整っています。
この先更にハードな調教を積むことにより、見た目以上に力を付けてくる典型的なタイプの馬に成長、変貌しつつあると言えます。
平成15年02月25日() (H)(エクセルマネジメント厚真トレセン)462`。
順調に基礎調教が進められています。
現在はウォーキングマシーン40分、屋内馬場にてダク400m、キャンター1600mを行っています。
身体の造り特に関節がしっかりとした馬なので今の調教内容においてもいい意味で余裕が感じられます。
父の産駒は芯がしっかりとしてくれば急激に良化する傾向もあり、これから徐々にペースを上げていくことで腹回りの余分な脂肪も取れ、より競走馬らしい体型に変わっていくことでしょう。
調教状態そして血統から早くからのデビューを目指せる一頭と言えるでしょう。
  (カタログ)父エンドスウィープの産駒はその仕上がりの早さと逞しい馬体が繰り出すスピード感溢れるレースぶりが、米国をはじめ日本の競馬ファンをも魅了してきたわけだが、そのいずれの産駒も高い集中力をもって競馬に挑むところが共通していると言われている。
本馬はそんな父のパワーと精神力をしっかりと受け継ぎ、一流種牡馬を父に持ちながら素質開花にとまどった兄姉とは全く違ったタイプに成長している牝馬である。母系には同じ牝馬で米国2歳牝馬チャンピオンに輝くヘヴンリーコーズの名が燦然と輝いているのも頼もしく、母の父Danzigとのクロスで誕生した本馬の資質の高さを感じさせる丸みを帯びた柔軟な造りの馬体が好印象である。
また特に強調できるのは短めな膝下の安定感であり、丈夫で息の長い競走生活をおくる馬には必須の体型を有している点である。
そして現時点でも力強いかきこみを示す肩差しと大きく張り出した後駆のボリューム感が、本馬のスピードに溢れる将来性を物語っているように思われる。脚さばきの器用さを要求される短い距離での2歳戦はもちろん、競馬を憶えるにつれて鍛えられていく本馬の血脈が開花する最も理想の距離はやはり桜花賞のマイル戦あたりではなかろうか。
そのデビューが今から楽しみでならない1頭である。

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03/09/13 (土) 7:40:16 T