第1章    「物体」
       第18回ジャパンカップ
(98/11/29)

 今日の集合は正門前の駐車場に7:30。いとうが集合場所に行くとまだ誰も来ていない。「昨日は飲み会だったししょうがないか、まだ5分あるし…」と思って待っていると、視界の端に黒いゴミ袋が。何故あんなところにゴミ袋・・・?。とその時、わかちゃんの「おはよう〜」という眠そうな声が。ま、まさか??と思ってよく見ると、いとうがゴミ袋と思っていたのは黒いコートにくるまって段ボールの上にうずくまっていたわかちゃんだった。いとうはこの他に毎日王冠の待ち合わせ場所でも、電話でやなせと話しながら近づいてくるわかちゃんを、「人の目の前で電話して、失礼な女!」と思って全然気づかなかったこともあった。

 この日は参加者が合計7名。結局集合時間に間に合ったのはわかちゃん、いとうの二人だけだったので、先に並んで席を取ることに。「二人だったらまだ指定あるのにね、指定でGT見たいよね」と話しながら7:30の開門と同時に場内へなだれ込む。スタンドにつくとゴール前から順に席が埋まっている。ゴール過ぎの2階席を人数分押さえて、すぐに横断幕の申請に向かう。列のほとんど最後尾だったが、どうやらぎりぎりで張れるらしい。

 この日午前中のレースでは1頭放馬した馬がいて、係員がロープを張って止めようとするも、それを振り切って逃走し続ける大健闘(?)を見せてくれた。関係者の方には気の毒だが、見ているこっちはおもしろくて声援まで送ってしまった。

 ジャパンカップの予想、いとうの本命はまだ勝ったことがない日本の4歳馬エルコンドルパサー、相手にエアグルーヴとスペシャルウィーク、そして外国馬を2頭いれて5頭のボックス馬券。わかちゃんからは「それだけたくさん買えばねー」と皮肉たっぷりに言われるも自信がなかったので広めに買うことにしたそう。
 一方わかちゃんの予想は、本命をエルコンドルパサーにするも、エアグルーヴとスペシャルウィークを切って捨てるという御乱行。理由は「エアグルーヴはもう下降線。菊花賞ピークに調整された馬がJCを勝つわけがない」とのこと。
 レースでは、日本馬がよくがんばった。勝ったエルコンドルパサーは横綱相撲という感じ。先行して直線抜け出すと、あとは引き離すだけ。2着のエアグルーヴもよく走った。3着スペシャルウィーク直線右に左によれながらの派手な走り。難しい馬らしい、来年に期待。今日はみんな予定があり、打ち上げ飲み会はなし。大人の買い方で当たったいとうは満足感でいっぱいだった。




前日の飲みすぎで二日酔い。立っていられなかった。
なお、いとう談「『物体』として視界には入っていたんだけど、わかちゃんだとは思わなかった、ごみ袋だと思っていた」




許可番号は57番だった。



発走除外の理由は「疲労が著しいため」・・・確かに。






自称「大人の買い方」


「絶対に来ない」と断言してしまったので、エアグルーヴが勝ってしまった時に備え、発走前に帰り支度(逃走準備)をすませておいた。

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99/08/31 (火) 22:31:03 W