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ゆかわ りゅうじ

湯川龍二

ゆかわ りゅうじ

1916.7.14(大正5)〜 2010.1.19(平成22)

昭和期の鉄道官僚、実業家

埋葬場所: 10区 1種 3側

 北海道札幌南高等学校卒業。日本国有鉄道に入社。電気局長を経て、国鉄の常務理事を務めた。この間、電気局長時代の昭和30年代、十河信二国鉄総裁の下で計画された東海道新幹線建設に参画。東海道新幹線等高速運転時代を迎えるに当たり発足した TC9(輸送用電気設備)の国内委員長として規格全般に亘り、積極的に日本側の意見を纏めて提案し、規格に反映すべく指導した。以来、長年にわたり新幹線総局長の要職で活躍。
 国鉄退官後は、日本電設工業株式会社社長を務め、後に会長。他に一般社団法人日本鉄道電気技術協会会長、建築設備技術者として雪害についても研究され、雪氷学会名誉会員・顧問、電子設備名誉会員などを歴任した。
 心不全のため逝去。享年93歳。葬儀は近親者で済ませ、3.1池袋のホテルメトロポリタンにて「お別れの会」が開催され、700名を超す方々がご参会し故人の冥福を祈った。妻は照子。


墓所

*墓石は和型「湯川家之墓」。右側に墓誌があり、湯川龍二の名の横に「紀南武田氏 湯川庄司 当主」と刻む。


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