歴史が眠る多磨霊園 |
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安井小太郎 | |
やすい こたろう | |
1858(安政5)〜 1938(昭和13) | |
明治・大正・昭和期の漢学者 | |
埋葬場所: 9区 1種 13側 29番 | |
諱は朝康、号は朴堂。中村孟達(定太郎)の子。母方の祖母は朱子学派の儒者の安井息軒。 のち息軒の父滄洲の家を継いで安井姓を名乗る。父が牢死したので、母の実家に赴き、藩校振徳堂に学ぶ。 14才江戸に出て息軒の許で勉学し、雙柱塾、草場塾(京都)、二松学舎に学ぶ。 のち学習院、北京大学堂、第一高等学校、文理科大、大東文化学院などで教鞭を執ること50年に及ぶ。 その間、斯文会・廻瀾社などに参与した。当代「最後の儒者」たる感深く、わが国漢学界の泰斗と称される。 著書に「論語講義」などあるが、未刊行のものが多く、「日本儒教史」などの著書は歿後に刊行されている。 <世界人名辞典(東洋篇)東京堂出版> *安井息軒の墓所は養源寺(文京区千駄木5-38-3) | |
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