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やまだ しんいちろう

山田信一郎

やまだ しんいちろう

1883(明治16)〜 1937.5.30(昭和12)

大正・昭和期の昆虫学者、理学博士

埋葬場所: 14区 1種 22側 1番

 新潟県中蒲原郡横越村出身。1907(M40)3月広島高等師範学校博物科卒。直ちに石川県師範学校教諭となる。 '10(M43)3月東京帝国大学理科動物学科選科生として入学、'13(T2)7月選科修了後、理科大学動物学教室において研究を続ける。 '15(T4)6月伝染病研究所技手に任じられ、'19技師に進む。 翌年8月衛生昆虫学研究のため欧米各国に出張を命じられ、'23(T12)10月帰国、'28(S3)4月理学博士の学位を受ける。 '30タイに出張、'37(S12)5月中国の風土病カラアザール病研究のため、外務省文化事業部の後援により医学博士佐藤秀三、 農学博士井田清らと共に渡航、済南同仁病院において研究中、肺炎に罹り死去。 わが国における蚊とその媒介による疾病との関係、殊に流行性脳炎病毒が蚊によって伝播することの証明を発表し、 またわが国における家ダニの研究で名を知られた。

<平凡社『日本人名大事典』>
<MATHU様より情報提供>


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