歴史が眠る多磨霊園 |
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山田弘倫 | |
やまだ ひろとも | |
1869.3(明治2)〜 1955.4.6(昭和30) | |
明治・大正・昭和期の陸軍軍医(中将) | |
埋葬場所: 13区 1種 55側 | |
美作(岡山県)出身。東京帝国大学卒業。旧姓は寺田。前名は倫二郎。 陸軍省衛生課長、陸軍軍医学校長などを経て、1923(T12)陸軍省医務局長。陸軍軍医中将となる。退官後、日本医大付属第一医院長などをつとめた。著書に『皮膚病学ヨリノ美容法』などがある。 陸軍省衛生課長時代の上司に森鴎外(森林太郎)がおり、山田は晩年『軍医森鴎外』の著書を刊行している。森鴎外の素顔を描写しており、森鴎外を研究する貴重な資料とされた。享年86歳。 <講談社日本人名大辞典など> *森鴎外(林太郎)は陸軍軍医総監としてよりも、一般的には『舞姫』『高瀬舟』『阿部一族』などの小説家として著名であり、墓は多磨霊園に近い三鷹市の禅林寺にある。なお、森鴎外の墓の向かいに太宰治の墓が建つ。 | |
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