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つのだ たかひろ

角田隆弘

つのだ たかひろ

1917(大正6)〜 2007.10.3(平成19)

昭和期の化学者

埋葬場所: 3区 1種 26側

 東京出身。1943(S18)東京工業大学染料化学科卒業。'49同大学研究科特別研究生修了後、東京都立化学工業新制高等学校教諭を経て、'52.4千葉大学工学部に赴任。 '82千葉大学教授を定年退官するまで30年間、苦難を乗り越えて教育と研究に尽くされた。特に感光性樹脂の研究開発で多大な功績を残す。 著書も『感光性樹脂』『新・感光性樹脂』などがあり、自身のことを書いた『足音−定年までのある記録』がある。千葉大学名誉教授。享年90歳。2008.2.11(H20)角田隆弘先生を偲ぶ会が執り行われた。

<訃報記事など>


*墓石は和型「角田家之墓」。墓誌があり、戒名は徳壽隆善清居士。

*「感光性樹脂」(かんこうせいじゅし)とは、光の作用によって物理的または化学的な変化を起こす高分子物質の総称である。 ただし、一般的には、光の作用により化学変化を起こし、その結果溶媒に対する溶解度または親和性に変化を生ずる高分子物質を指すことが多い。 感光性樹脂は光の直進性と光による物質の変化を利用するものであり、画像形成に応用されることが多い。 光による変化を現象面から分けると、溶解度の変化、親和性の変化、接着性の変化、気泡の発生、導電性の変化などとなる。

<世界大百科事典>


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