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たけもと しげひさだゆう

竹本重寿太夫

たけもと しげひさだゆう

1866(慶応2)〜 1936.11.12(昭和11)

明治・大正・昭和期の義太夫節太夫

埋葬場所: 21区 2種 19側〔阿部家〕

 本名は阿部捨三郎。駒太夫門下。市川齊入(市川福太郎=初代 市川右團次)と一緒に上京。歌舞伎の義太夫節を専門の業とする竹本の姓と太夫を授かり、藝名を竹本重寿太夫として活動。世話物を得意とした。帝国劇場専属太夫主任となった。のち松竹に移る。
 歌舞伎俳優の13代目 守田勘彌(1-1-6-8)、3代目 坂東秀調、5代目 助高屋高助(15-1-13)、7代目 澤村宗十郎(15-1-13)、松本幸四郎、松本錦四郎らと同時期に活躍した。最後の舞台は、亡くなる半年前(1936.3)東京歌舞伎座の『忠臣蔵』七段目。享年70歳。

<京都日出新聞訃報記事など>


墓所

*墓石前面「阿部家之墓」。左側に墓誌が建つ。戒名は重誓院釋光壽居士。「俗名 阿部捨三郎 藝名 竹本重寿太夫」と並んで刻む。妻は きぬ。


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