竹雅進平

　愛媛県出身。1910.9.10(M43)長崎医専入学。'11.12.8海軍軍医学生となり、'14.11.27(T3)長崎医専卒業。同.12.1軍医校乙種学生として海軍少軍医となる。
　 '15.3.1呉海兵団附、同.6.30明石乗組、'16.6.1第11駆逐隊附、同.12.1中軍医となり、同.12.25出雲乗組、'18.11.1第二特務艦隊司附、同.12.1横須賀病院附、'19.8.1呉工廠附、同.9.23軍医中尉、同.12.1軍医大尉と昇進し、'20.8.30宇治軍医長に任ぜられた。'21.10.14佐世保病院部員、'22.12.1軍医校高等科学生、'23.10,15呉病教官 兼 部員、同.12.1馬要部員を歴任した。'24.12.1軍医少佐となり、軍医校選科学生、'26.12.1鎮要部員 兼 分隊長、'27.12.1(S2)出雲軍医長 兼 分隊長、'28.12.10軍医中佐となり、'29.2.1呉工廠医務部部員を務めた。'30.1.25総務部三課（医務局局員／教育局局員／艦本部員）、'32.12.1横須賀鎮守府附を経て、同.12.20欧米各国出張し、翌.9.18帰朝。
　'33.11.15(S8)軍医大佐となり、広工廠医務部長、'34.11.15火薬廠医務部長を経て、'37.8.17湊病院長に就任。'38.11.15支那方面艦隊軍医長に補され、'39.11.15軍医少将に昇格し、横須賀工廠医務部長を歴任し、'42.11.1舞鶴病院長となった。'43.11.1軍医中将に累進し、'44.11.1戸塚病院長を務める。'45.3.1軍令部・海軍省出仕、同.4.16待命、同.4.20予備となる。享年75歳。

＜帝国海軍提督総覧＞
＜日本海軍将官総覧＞

＊大正8年9月22日に「海軍軍医総監」は「海軍軍医中将」に改称された（大正8年勅令427号）。海軍軍医の最高階級は中将である。