東京出身。1917(T6)大倉商卒業。鎌倉時代から続いた宮中御用達の装束、束帯など染織家の23代目。 大正天皇の大葬、昭和天皇即位式の装束を制作したのをはじめ、皇室関係の祭儀に際しては、装束および附属品の調製、文様の図案、色彩の設計に始まり、織物に至り、また染色は古代植物染料を主とした考証によって着手した。 正倉院宝物の染織品の調査や復元など、歴史的な染織品の復元を手掛けた。 著書に『和染鑑』('27)、共著に『舞楽図説』('57)、編者として『「大楠公六百年祭写真帖』('35)、『かさね色目』('43)、『日本の服装』('64)などがある。演劇舞踊衣装の制作、協力など幅広く活動した。'52紫綬褒章受章。享年88歳。
<物故事典><森光俊様より情報提供>